100kg超が56kgに!「百円の恋」中国リメイク版「YOLO 百元の恋」“必ずあなたに大きな力を与えてくれる”圧巻トレーニングシーン映像
2024年7月3日 12:00
安藤サクラ主演の「百円の恋」(14)をリメイクし、世界累計興収約740億円を超える大ヒットを記録した中国映画「YOLO 百元の恋」。圧巻の本編トレーニングシーンを切り取った本編特別映像と、さらに、オリジナル「百円の恋」出演キャストや元プロボクサーら各業界の著名人より“絶賛コメント”も披露された。
本作は、「こんにちは、私のお母さん」(21)で初監督・脚本・主演を務めたジャー・リンが、「百円の恋」の安藤サクラに感銘を受けたことを契機に、中国の映画会社が東映グループにリメイクをオファー。今作でもジャー・リンが監督・主演を務め、超過酷なトレーニングを敢行して役に挑んだ。中国ではリメイクされた日本映画の最高興行収入記録を大幅に更新。最終興収は約35億元(約730億円)を超え、アメリカを含む世界累計興行収入は約740億円超の大ヒットを記録した。
ジャー・リン扮する主人公ローインは、32歳の無職で、実家に引きこもる筋金入りの怠け者。実家に出戻ってきた妹との大喧嘩をきっかけに実家を出ることになり、人生初の一人暮らしに挑戦することになる。偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目惚れし、彼がトレーナーを務めるボクシングジムに通いはじめるが、彼はローインの前から姿を消してしまう。全てを失ってしまった彼女は、「一度は勝ってみたい」とボクシング大会への出場を決意し、超過酷なトレーニングに挑んでいく。
リメイクにあたって、オリジナル作品である「百円の恋」のスタッフによる監修のもと、独自の脚色を加えて映画化。一方で、オリジナル作品への愛とリスペクトを感じるオマージュシーンも描かれ、本作の見どころのひとつとなっている。
このほど公開された映像は。これまで裏切られ、負け続け、心身ともにボロボロになった主人公・ローインが、「一度は勝ってみたい。」と、ボクシング大会への出場を決意してからのトレーニングシーン。ジャブやシャドー・パンチングボール・ロードワーク等、慣れないトレーニングで重い身体が悲鳴を上げ、なかなか試合出場の合格判定が貰えない中、滝汗が流れる超過酷なトレーニングを1年以上続ける彼女の100kg以上あった体重は56kgに減少。動きも軽やかで俊敏になり、ついに試合出場の合格判定を勝ち取るのだ。負け続けてきたあの頃と、本当に同一人物かと疑ってしまうほどの、彼女の強烈な思いが引き起こした心身の変化に、誰もが釘付けになるだろう。本映像は本編とは別の曲が使用されており、“世界的ボクシング名作映画のあの曲”が流れる。
「YOLO 百元の恋」は、7月5日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。
この姉が、姉が、認められることがリングの外で見ていたわたしは許せなくて。胸を打たれて泣きそうになっていたが決して涙をこぼすまいと堪えていた感情を思い出した。二三子と一体ではない現在のわたしはやっと、ローインの姿と記憶の一子にたまらなくかっこいいと言う。
10 年前の日本で撮影した激動の日々と胸の奥底から湧き上がる熱い震えのようなモノがまた蘇った。
どんなに醜くても、汚くても、みすぼらしくても、何かに一生懸命になれる人は何よりも美しい。
原作へのリスペクトはもちろん、ジャー・リンのこの役を演じる覚悟と熱意が画から伝わってきてそれだけで胸にく
るものがある。それだけでも観る価値がある。
ボクシングが好きです。特に好きなのは極限で闘っている選手の目なのかもしれません。その目がこの映画には詰まっています。100キロ超えの主役ローインがその目を随所で見せてくれ、嘘の無い真剣なトレーニングをしっかり感じさせてくれて、自分の腹の底から勇気が溢れ出てくるようでした。最後は一人の立派なボクサーが誕生していました。人生変えるとはこうゆうことなのよ!
主人公の自分を変えたいという強烈な思いと一生懸命な演技に心を打たれました。
主人公の体重の変化にも驚きましたが自分を変えるためにボクシングに挑む姿勢は皆に見てほしいです、オススメです!
人間誰しも“弱さ”と“劣等感”を抱えながら生きていると思います。私も長年、中国で俳優をしていますが、今でも同じように“弱さ”と“劣等感”を抱えながら生きています。
この作品を見て、いちばんの驚きは彼女が約 9 カ月をかけて、50 kg 以上の減量をしたことよりも、原作を単純にリメイクしたものではなく彼女自身の体験を投影した、まさに“彼女自身の作品”を監督・主演として作り上げたことです。
誰もが、自分に置き換えて見ることができる「YOLO 百元の恋」。必ずあなたに大きな力を与えてくれることでしょう。
人はきっかけ一つで変われる。 死ぬほど辛いことも、人生の良い転機になったりする。 この映画を見たらきっと、あなたはポジティブになるだろう。そんな力がこの作品にはある。 よし、今夜はランニングしよう!
最大の感動は、エンドロールにやってくる。
あの名作「百円の恋」をリメイクした劇映画である本作は、人生は一度しか生きられないという主題を映画撮影を通じて体現した、苦闘と栄光の素晴らしいドキュメンタリーだった。
コメディエンヌならではのビタースイートな人生リスタート劇。笑いの裏には悔しさが募り、諦めの淵からは情熱が湧き上がる。人間の秘めたる思いをすべて持ち合わせた彼女と一緒にグチャグチャの感情に溺れ、ラストは共に闘った感覚を味わった。エンドロールは心の中でスタンディングオベーション。
“結果ではなく過程が美しい”、ほんとその通りだ。
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若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
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