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「いろんな女性がどこかで自分を見つける映画」二村ヒトシ&映画.com編集部が「違国日記」見どころをトーク

2024年6月20日 13:00

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「違国日記」の一場面
「違国日記」の一場面
(C)2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会

TOKYO FMほか全国38のFM局のオーディオコンテンツプラットフォームで、スマートフォンアプリとウェブサイトで楽しめるサービス「AuDee(オーディー)」 と映画.comのコラボ新番組「映画と愛とオトナノハナシ at 半蔵門」。作家でAV監督の二村ヒトシと映画.com編集部エビタニが映画トークを繰り広げる。

今回は新垣結衣と新人・早瀬憩がダブル主演を務め、ヤマシタトモコの同名漫画を映画化し、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ「違国日記」を取り上げる。

大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝を引き取ることに。対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。

メインキャラクター以外の登場人物の設定も挙げながら、「非常に現代の映画らしい展開」と感想を語る二村。エビタニは「槙生さんの設定が自分と重なる。私にも姪がいるので、日常がそこにあると感じたし、朝ちゃんには女子高生の頃の自分も思い出して、すべての登場人物が自分に重なる部分があった」と感情移入できたそう。

二村、エビタニともに「この映画のテーマは人の多面性」といい、エビタニは「自分が知っているつもりの人に知らない部分があったらちょっと嫌だし、自分だけが特別だと思っていたら特別は私だけじゃなかったときに絶望する感じ」にも共感した、と劇中の繊細な人物描写について言及する。

漫画原作ということで二村は「映画は先のことまで描かない良さがあった」といい、「登場人物の感情を説明するような劇伴はいらないんじゃないかなと思ったけど、鼻歌で合唱曲を歌うところのジャンプカットの編集は斬新でよかった」と映像ならではの表現が気に入ったと明かす。

世代や性格の異なる女性ふたりの成長を描いていることから、エビタニは「いろんな私を見つけられる映画だった。全員を肯定してくれる映画。お姉ちゃんは槙生に否定されてるけど、娘の朝から見たらいいお母さん。誰にだっていいところはあるし、誰にだって愛してくれる人がいるということを描いている」と、ポジティブな気持ちにさせてくれる作品であることを強調する。二村も、「いろんな女性がどこかで自分を見つける映画」「僕は男性にも見てほしいし、子供に大人にも多面性があるということを描いているから、中高生も見るべき映画」と様々な層へ鑑賞を薦めていた。

トーク全編はAuDee(https://audee.jp/voice/show/55260)で聞くことができる(無料配信中)。次回は、黒沢清監督が柴咲コウを主演に迎え、1998年に手がけた同名映画をフランスに舞台を移してセルフリメイクしたリベンジサスペンス「蛇の道」を取り上げる。

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