「ゴジラ」シリーズなど怪獣造形の礎を作った美術造形家、88歳での初総監督特撮ファンタジー「カミノフデ」予告 主題歌ドリカム吉田美和コメントも
2024年5月30日 13:00
「ゴジラ」シリーズなどで怪獣造形の礎を作った美術造形家・村瀬継蔵が88歳にして初総監督を務め、自身が1970年代に香港の映画会社からの依頼で制作したプロットを基に映画化した特撮ファンタジー「カミノフデ 怪獣たちのいる島」の予告編、場面写真、本作のために主題歌「Kaiju」を書き下ろしたDREAMS COME TRUE吉田美和からのコメントが公開された。
特殊美術造形家の時宮健三が他界した。孫の朱莉は時宮の仕事に良い思い出がなく、複雑な心境でファン向けのお別れ会に参列する。そこには特撮ファンである同級生・卓也も来ていた。朱莉と卓也は、時宮が作ろうとしていた映画「神の筆」に出演予定だったという男・穂積との出会いをきっかけに、その映画の世界に入り込んでしまう。そこでは、映画には登場しないはずの怪獣ヤマタノオロチがすべてを破壊しようとしていた――。
NHK大河ドラマ「八重の桜」の鈴木梨央が朱莉、音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして活躍した楢原嵩琉が卓也を演じ、釈由美子、斎藤工、佐野史郎、樋口真嗣が共演。「仮面ライダー」シリーズなどのデザイナーとして知られる高橋章がオリジナルコンセプトデザインを担当したほか、「ゴジラ」シリーズの怪獣デザインを手がけた西川伸司、「雲の神様」と呼ばれる背景絵師・島倉二千六ら日本を代表する特撮クリエイターが参加。伝説の生物「ヤマタノオロチ」など、すべてを着ぐるみ・ミニチュアによるアナログ特撮で表現しつつ、最新鋭のカメラとレンズ効果や合成技術を用いることによって、CGとは異なる味わい深い世界観を作り上げている。
公開された予告編では、亡き祖父が残した映画企画「神の筆」をめぐる、子供たちの大冒険の様子が生き生きと切り取られ、ドラマ性に加えて、迫力あるアナログ特撮シーンを確認できる。主題歌「Kaiju」の印象的な楽曲がとともに、怪獣たちのいる島での冒険の先には、一体どんな結末が待っているのだろうか、期待に心が膨らむ映像に仕上がっている。
映画「カミノフデ 怪獣たちのいる島」は7月26日から、TOHOシネマズ日比谷、梅田、二条、ほかで順次全国公開。
村瀬監督の 長い長い間 持ち続けられている
ものすごい熱量の「情熱」に圧倒され
涙が溢れました。
すごいなぁ。
その気持ちや姿勢を
こんな素晴らしい作品を通して
感じさせて頂いたこと、関わらせて頂いたこと、
只々 感謝です。
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