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人気バンド「ずっと真夜中でいいのに。」 主題歌担当した「好きでも嫌いなあまのじゃく」公開記念舞台挨拶にコメント寄せる

2024年5月25日 20:00

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舞台挨拶に立った小野賢章と富田美憂、柴山智隆監督
舞台挨拶に立った小野賢章と富田美憂、柴山智隆監督

ペンギン・ハイウェイ」「雨を告げる漂流団地」のスタジオコロリドが手がけるオリジナル長編アニメ「好きでも嫌いなあまのじゃく」の公開記念舞台挨拶が5月24日、東京・新宿バルト9で行われ、声優を務める小野賢章富田美憂柴山智隆監督が出席。主題歌と挿入歌を担当する音楽バンド「ずっと真夜中でいいのに。」が、映画の公開を祝い、コメントを寄せた。

頼まれごとを断れない性格の高校生1年生・八ッ瀬柊(小野)と、人間の世界に母親を捜しに来たという鬼の少女ツムギ(富田)の交流を描いた青春ファンタジー。脚本にはテレビアニメ「ちはやふる」「薬屋のひとりごと」などで知られる柿原優子が参加している。

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“ずとまよ”の愛称で親しまれる「ずっと真夜中でいいのに。」は、本作のために主題歌「嘘じゃない」、挿入歌「Blues in the Closet」の2曲を書き下ろし。小野は「いや~、(題名通りに)嘘じゃないですよね」と歌詞がもつリアルさを絶賛し、「大切な出会いが、一度きりではなく関係性が未来につながる。そう思える出会いと歌詞がリンクしている」と楽曲の魅力を熱弁した。

富田は、先日「ずっと真夜中でいいのに。」のライブに足を運んだといい「小野さんが舞台の本番中で欠席だと聞き、賢章さんの分まで楽しむぞと思った」。この言葉に、小野は悔しそうな表情を浮かべた。

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また、柴山監督は、ボーカルを務めるACAねと行った楽曲打ち合わせについて「お話をしているうちに、『ACAねさんの中で、曲のイメージが紡がれているんじゃないかな』と感じまして、途中から余計なことを言わないようにした」と回想。「登場人物の気持ちに寄り添いつつも、ずとまよさんの曲になっていた」と感謝していた。作品は国内での劇場公開に加えて、Netflixで世界独占配信されており、「さまざまな言語で、感想が届いていまして、うれしい気持ちです」と話していた。

好きでも嫌いなあまのじゃく」は、Netflixで世界独占配信中。国内では劇場公開もされている。以下、舞台挨拶で紹介された「ずっと真夜中でいいのに。」からのコメント。

【「ずっと真夜中でいいのに。」コメント】

今回、主題歌と挿入歌を担当しました「ずっと真夜中でいいのに。」です。実はコロリドさんの作品は、前作の「雨を告げる漂流団地」でも担当させていただき、今回もお声がけいただけるとは本当に、本当にうれしかったです。感謝です。

柴山監督と事前にお話をする機会があって、その中で「繊細な方が行きつく場所」っていうキーワードがすごく残っていて、もともと、自分が作っていた欠片とシンクロする部分が多くて、思いを並走して作れたのがすごく良かったです。

ラフの映像を見ていて、最初の方で、逃げたふたりがトンネルの下で話しているシーンがずっと印象的で、そこでツムギは学校に行くっていう習慣がなくて、知らないんだって「はっ」として、当たり前に思っていても、違う習慣があるふたりっていうのも、曲作りのキーになっていました。

「ずとまよ」のライブに柴山監督と富田さんも来てくださって、そのときに、この曲を初披露したんですけど、その後、柴山監督から感想をまた別でいただきまして、「とっっっっっても楽しかった」と言っていただけて、うれしかったですし、富田さんとも初めてお会いできて「はっ、ツムギだ」って、本当に興奮していました。小野さんとも、いつかまたお会いできる機会があれば、ご挨拶をしたいです。「好きあま」私も映画館に見に行ってきます。では、「ずっと真夜中でいいのに。」でした。

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