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「ヒトラー生存説」「南米逃亡説」をモチーフに“if”を描いた映画「お隣さんはヒトラー?」ビジュアル&予告編

2024年5月24日 09:00

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もし、隣人がヒトラーだったら…
もし、隣人がヒトラーだったら…
(C)2022 All rights resrved to 2-Team Productions (2004) Ltd and Film Produkcja

「ヒトラー生存説」「南米逃亡説」をモチーフに、実際に起こり得たかもしれない“もしも”の世界を大胆なアプローチで描いた「お隣さんはヒトラー?」の予告編(https://youtu.be/M6j5W2RsSqQ)とビジュアルが公開された。

本作は、ヒトラーの遺体を西側諸国が確認していない点、ナチス高官のアドルフ・アイヒマンらが中南米に逃亡した事実、2015年に、コロンビアのジャーナリストによってもたらされたCIAの極秘文書の中に、ヒトラーに関する資料を発見、SNSで公開したことなどから、アドルフ・ヒトラーが生きていてホロコーストを生き延びた男の家の隣に引っ越して来たらどうなる?という、実際に起こり得たかもしれない“if”の世界を大胆なアプローチで描いた作品。

1960年の南米・コロンビア。第2次世界大戦終結から15年が経過し、巷ではアルゼンチンで逃亡生活を続けていたアドルフ・アイヒマンが拘束された記事で賑わっていた。ホロコーストで家族を失い、ただ一人生き延びたポルスキーは、町外れの一軒家で日々を穏やかに過ごしていた。そんな老人の隣家に越してきたのは、ドイツ人のヘルツォーク。その青いを見た瞬間、ポルスキーの生活は一変する。その隣人は56歳で死んだはずのアドルフ・ヒトラーに酷似していたのだ。ポルスキーは、大使館に出向いて隣人はヒトラーだと訴えるが信じてもらえない。自らの手で証拠を掴もうと行動を開始する。正体を暴こうと意気込んでいたポルスキーだったが、やがて、互いの家を行き来するようになり、チェスを指したり、肖像画を描いてもらうまでの関係に。2人の距離が少し縮まった時、ヘルツォークが、ヒトラーだと確信する場面を目撃してしまう…。

ユーモラスな前半と、これまでの勧善懲悪とは一線を画すラストのコントラストに、観る者の心を大きく揺さぶる作品に仕上げた監督は、本作が長編2作目となるレオン・プルドフスキー。隣人をヒトラーと疑うポルスキー役に、英テレビドラマ「ロンドン警視庁犯罪ファイル」(97~09)のマイク・ウォーカー警視役で知られる、デビッド・ヘイマン。ヒトラーに疑われるヘルツォーク役に、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(00)を始め、ラース・フォン・トリアー監督のほぼ全作に出演しているウド・キア

このほど公開された予告編は、孤独な老人の隣に越してきた男がアドルフ・ヒトラーに酷似していたシーンから始まる。自らの手で証拠を掴もうと行動を開始し、正体を暴こうと意気込む男の奮闘ぶり、そして思いがけず心を許しあう仲になるというユーモラスな前半から一転、再び、互いに猜疑心を持つことに。どのような結末を迎えるのか、期待が高まる映像となっている。

7月26日から新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開。

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