河合優実の鬼気迫る演技! 過酷な日々を送る少女の人生を「自分が生き直す」と決意…「あんのこと」場面写真9点
2024年5月7日 17:00

河合優実が主演し、佐藤二朗、稲垣吾郎が共演する入江悠監督作「あんのこと」から、虐待の末に売春を強いられ、ドラッグに溺れる少女・杏(河合)の姿をとらえた新場面写真9点がお披露目された。
(C)2023『あんのこと』製作委員会本作は、「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江監督が、2020年6月に新聞に掲載された「あるひとりの少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て描く、実話をもとにした人間ドラマ。21歳の杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅(佐藤)という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、何の見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
一方、週刊誌記者の桐野(稲垣)は、多々羅に関するあるリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われていく。
(C)2023『あんのこと』製作委員会
(C)2023『あんのこと』製作委員会ドラマ「不適切にもほどがある!」「RoOT / ルート」で脚光を浴び、さらに映画「ナミビアの砂漠」が、5月14日に開幕する第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されるなど、次世代の日本映画を担う若き才能として躍進を続ける河合。コメディチックな役からシリアスな演技まで、作品の世界に溶け込みながらも異彩を放つ俳優として、ドラマ・映画・舞台など、活躍の場を広げている。本作で彼女は、入江監督も「この人なら杏という主人公を託しても大丈夫だ」と語る折り紙付きの演技力で、杏の苦しみと喜びを体現している。
(C)2023『あんのこと』製作委員会
(C)2023『あんのこと』製作委員会新場面写真には、薬物から更生する前の、まだ荒々しい印象を残す金髪姿を活写。さらに、夜間学校に通う姿、働き始めた介護施設でのあどけない笑顔をとらえたカットも。薬物から立ち直ろうともがき、自分の人生を始めようと誓った矢先、どうしようもない現実に行く手を阻まれたひとりの少女。本作のシナリオと出合い、「彼女の人生を、自分が生き直す」と決意した河合の鬼気迫る演技と、環境によって次々と変化していく表情に、心を揺さぶられる。
「あんのこと」は、6月7日から東京の新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
知らないとめっっっっっっっちゃ損!
【“500円”で観られる!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー