河合優実の鬼気迫る演技! 過酷な日々を送る少女の人生を「自分が生き直す」と決意…「あんのこと」場面写真9点
2024年5月7日 17:00
本作は、「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江監督が、2020年6月に新聞に掲載された「あるひとりの少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て描く、実話をもとにした人間ドラマ。21歳の杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅(佐藤)という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、何の見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
一方、週刊誌記者の桐野(稲垣)は、多々羅に関するあるリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われていく。
ドラマ「不適切にもほどがある!」「RoOT / ルート」で脚光を浴び、さらに映画「ナミビアの砂漠」が、5月14日に開幕する第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されるなど、次世代の日本映画を担う若き才能として躍進を続ける河合。コメディチックな役からシリアスな演技まで、作品の世界に溶け込みながらも異彩を放つ俳優として、ドラマ・映画・舞台など、活躍の場を広げている。本作で彼女は、入江監督も「この人なら杏という主人公を託しても大丈夫だ」と語る折り紙付きの演技力で、杏の苦しみと喜びを体現している。
新場面写真には、薬物から更生する前の、まだ荒々しい印象を残す金髪姿を活写。さらに、夜間学校に通う姿、働き始めた介護施設でのあどけない笑顔をとらえたカットも。薬物から立ち直ろうともがき、自分の人生を始めようと誓った矢先、どうしようもない現実に行く手を阻まれたひとりの少女。本作のシナリオと出合い、「彼女の人生を、自分が生き直す」と決意した河合の鬼気迫る演技と、環境によって次々と変化していく表情に、心を揺さぶられる。
「あんのこと」は、6月7日から東京の新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開。
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