「マッドマックス フュリオサ」400人が大熱狂! ジョージ・ミラー監督、日本のファンは「大切なインスピレーションの源」
2024年4月30日 14:00
「マッドマックス」シリーズ最新作「マッドマックス フュリオサ」のスペシャルファンイベントが4月29日に都内で行われ、ヒロミと「チョコレートプラネット」の長田庄平が登壇した。イベントではジョージ・ミラー監督から日本のファンに向けた特別メッセージ(https://youtu.be/NvqEexpbXKI)や特別映像も上映され、コスプレやグッズを身に付けた400人のファンが集まった会場は熱気に包まれた。
最新作「マッドマックス フュリオサ」の舞台は、世界の崩壊から45年後。前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚となり、全てを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、人生を懸けて故郷=緑の地へ生きて帰ろうとする修羅の道が描かれる。メガホンをとったのは、第1作「マッドマックス」をはじめシリーズ4作品を手掛けてきたミラー監督。主人公フュリオサはアニヤ・テイラー=ジョイ、宿敵ディメンタス将軍役は「マイティ・ソー」シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが担う。
熱狂的なファン400人が見守るなか、「マッドマックス」シリーズファンのヒロミと、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が大好きだという長田が、映画の世界観をイメージした黒のレザージャケット姿で登場。
ヒロミは“マッドマックスサーガ”との出会いについて、「初めて『マッドマックス』を観たのは、僕が中学3年生か高校1年生の頃。憧れの車がいっぱい出てきたので、それで『マッドマックス』にハマりました。バイクがたくさん壊れたりするのを、大丈夫かな?と思って観ていました」と懐かしそうに振り返る。
対する長田は、「(「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を)公開当時、劇場に3回ぐらい観に行った。立川(シネマシティ)の爆音上映も観に行きました、なんと言っても、『何人かいっちゃってるんじゃ!?』と思うぐらいアクションがすごい!」と熱く語った。
本シリーズには様々な改造車が登場し、ファンの心を掴んできた。ヒロミは「(マックスの愛車)インターセプターのスーパーチャージャーを初めて観た時になんじゃこりゃと驚きました。エンジンが飛び出していても走るんだ!って。ほかにも、『マッドマックス』のグースの愛車を作ろうとしたこともあったぐらい」と告白。さらに、「古い車が好きで、ずっとカスタムしています。納車されたらまずバラバラにしてみる。まさにマッドマックスですよ」と“車愛”を明かした。
最新作では、“怒りの戦士”フュリオサが故郷である緑の地へ帰るため、世界崩壊から15年後の世界を突き進む姿が描かれる。「もし自分の周りが荒廃した世界だったら?」という質問に、ヒロミは「自分で狩猟とかもできるので、なんとなく生きていけそうな気がしないでもない。でも砂埃が苦手なので……(笑)。『怒りのデス・ロード』では砂嵐に突っ込むシーンがあってすごかったよね」とコメント。対する長田は、「僕はヒロミさんの傘下に入ります! ヒロミさんは河口湖あたりでコロニーを作って絶対にイモータン・ジョー化すると思います。高い所から、水じゃなくて飴をばらまくと思う」と会場を沸かせた。
フュリオサは復讐を通してMAD=怒りを解放させていくが、ゴールデンウィーク中におすすめのストレス発散方法について、ヒロミは「キャンプ場みたいなのものを作っていて、この時期雑草が増えるので時間があればずっと抜いてる。それが結構ストレス解消になるんです。土いじりはストレスにいいんだって、無になれる」と話す。長田は「廃墟に行ってみたい。ゴールデンウィークはどこに行っても人が多いので、とにかく目的地にスムーズに行くのを優先すると廃墟がいいと思います。草もむしり放題だし」と会場の笑いを誘った。
イベントの終盤にはミラー監督からの特別メッセージも上映され、「『マッドマックス』シリーズは今年45周年を迎えます。世界中からの応援あってこそ実現したわけで、特に日本のファンのおかげです。皆さんは私にとって大切なインスピレーションの源で昔から感謝しています」という言葉にファンは大興奮。最後は、ファン400人とともにウォーボーイズたちの“V8ポーズ”で幕を閉じた。
「マッドマックス フュリオサ」は5月31日より全国ロードショー。2D上映に加えて、IMAX、4D、Dolby Cinema、ScreenXのラージフォーマットでも上映される。
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