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磯村勇斗主演「若き見知らぬ者たち」に岸井ゆきの、染谷将太、霧島れいか、滝藤賢一、豊原功補が参加 公開は10月11日

2024年4月26日 10:00

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佐々木、イン、マイマイン」の内山拓也監督の商業長編デビュー作「若き見知らぬ者たち」の公開日が10月11日決定し、追加キャストが発表。岸井ゆきの染谷将太霧島れいか滝藤賢一豊原功補が参加していることがわかった。

磯村勇斗福山翔大が共演する本作は、内山監督が脚本も兼ねるオリジナル作品。父の借金返済と難病の母の看病という重くのしかかる家族の問題と、自身の人生の狭間でもがき苦しみながら、ささやかな幸せを掴もうとする男の姿を描き出す。磯村が主人公の彩人役、福山が彩人の弟で同じく亡き父の借金返済を担いながら、父の背中を追って始めた総合格闘技の練習に明け暮れる壮平を演じている。

主人公・彩人の恋人の日向を演じるのは、「ケイコ 目を澄ませて」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した岸井。看護師として日々忙しく働きながらも、難病の彩人の母親を献身的に世話をする姿を繊細に演じている。彩人とは高校時代のサッカー部仲間で、1児の父親となった彩人の親友の大和役を染谷、夫を亡くし、難病を患った現在は介護が必要となった彩人の母親・麻美役を霧島、国家権力を盾に傲慢な態度で街を取り締まる警察官の松浦役を滝藤、彩人と壮平の亡くなった父親であり、元キャリア組の警察官だった亮介役に豊原が扮している。

若き見知らぬ者たち」には、伊島空長井短東龍之介、松田航輝、尾上寛之カトウシンスケ、ファビオ・ハラダ、大鷹明良も出演。10月11日から新宿ピカデリーほか全国公開。各キャストのコメントは、以下の通り。

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今までずっと、映画制作に憧れて、俳優部として自分にできることは何だろうと考えてきましたが、この脚本を読んだ時、作品のためはもちろん、これからの女優としての自分のためにも、できることがあるかもしれないと思いました。
そのためには想像していたよりずっと深くこころに潜る必要がありましたが、監督、キャストスタッフのみなさんは常に、一人では怖くて見つめることのできない感情を照らしてくれました。
この映画がどう広がっていくのか、とても楽しみです。
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内山監督という作家としても人間としても美しい存在と出会えたことだけでも感謝と感動でした。そしてやはりそこに集うスタッフキャストの皆様は本当に魅力溢れる方々でした。現場に行くとその空気に優しく包まれて幸せな気持ちでカメラ前に立てた事を忘れられません。磯村くん演じる彩人が危うく儚い存在で、翔大くん演じる壮平は心も身体も使い果たし。本当に皆さんが素敵で素敵で。今まで見た事がない人の表情がこの映画には詰まっていると確信しております。
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脚本を読んで参加しない理由がありませんでした。この作品に込められた誠実な問いかけやメッセージ性の強さにハッと目が覚め突き動かされる感覚になったのを覚えています。
参加するからには責任の重さやプレッシャーもかなり感じましたが、今の世の中に必要な作品であり、自分自身のこれからの人生についても深く考えさせられると直感しました。
クランクイン前は役と向き合う時間が長く感じ正直恐怖もありました。
演じること伝えることの難しさとも直面し、内山監督とも連絡を取り合って準備をしたことが心強かったですし初日からは余計なことは考えず演じることに集中できたと思います。
キャスト、スタッフ全員が一丸となって誠実に心を込めて撮影をしていた美しい光景が今も忘れられません。私にとってたくさんの経験と大切なことを教えて頂いた出会いであり、印象深い作品だと思っています。世代問わず多くの方に観て頂きたいと願うばかりです。
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現場は今までに感じたことのない不思議な緊張感で、神経が研ぎ澄まされるような感覚でした。
誰かが先導したわけでもなく、あの現場に居た全ての人間が、各々の責務を果たして生まれた空気感だと思えてなりません。
若い俳優達の鬱屈した表情、どこにも吐き出すことのできない憤りが、まるで噴火直前のマグマのようで、グツグツグツグツと音が聞こえるようでした。あのような瞬間瞬間が、私の役に多大な影響を与えたと信じて疑いません。私を見つめる彼らの目が未だに脳裏にこびりついております。
内山組の空気に呑まれまいと必死に足掻いた自分が、若き日の自分に重なり、失いかけていた何かが小さな種火となって、再び私に宿ったように思います。
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私個人の記憶との交錯があまりに多いことに驚き、脚本を読んだ直後に息を吐いたことを覚えています。
内山監督の持つ人間と映画への眼差しが凄みとなって目の前に現れたかのようだったし、その時すでに私は作品世界の中に引き込まれていて、撮影現場でのクルーと俳優たちの中にあってその共鳴感は確信となっていました。
若いという時間は一瞬のようだけど、その記憶との対話の続きが今だとすれば人は誰もすべて若きまま藻掻き続けているのかもしれず、私もまた見知らぬ者の一人としてこの物語がみなさまの記憶に届くことを願っています。

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