とんでもない心霊ドキュメント続編「新・三茶のポルターガイスト」6月21日公開 叶井俊太郎さん最後のプロデュース作品
2024年4月23日 14:00
昨年3月に公開され、日本中に衝撃を与えた心霊ドキュメンタリー「三茶のポルターガイスト」の続編で、叶井俊太郎さん最後のプロデュース作品となった「新・三茶のポルターガイスト」が6月21日公開される。
照明の明滅、鏡から噴き出す水、壁に取り付けられた時計の落下、そして白い手――。数々のYouTuberやテレビの取材が殺到し、某テレビ番組では放送不可能とされ、その真相を突き止められなかった場所にオカルト編集者が再び潜入する。定点カメラ、降霊術、サーモグラフィ、ついには物理学者・超心理学者を交えて“徹底検証”し、我々の想像を超える<物体>の撮影に遂に成功する。
本作は映画業界に数々の伝説を残し、2月にこの世を去った故叶井俊太郎さんが最後にプロデュースし、完成を心待ちにしていた本作。残念ながら、完成版を観ることなくこの世を去ったが、叶井さんの作品へのこだわりが随所に現れた作品に仕上がっているという。
監督は「怪談新耳袋」(03)で監督デビューし、ホラー映画からアイドル映画、テレビドラマなど幅広いジャンルを手掛け、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」(20)を大ヒットさせた豊島圭介。企画プロデュース・出演にオカルト編集者で自身の運営するYouTubeチャンネル「ヤバイ帝国」が登録者数17万人越えの角由紀子。そして、クリストファー・ノーラン監督「TENET テネット」字幕科学監修などでも知られる東京工業大学理学院物理学系助教・山崎詩郎、「ホンマでっか!?TV」など、多数のメディア出演や講演で知られる超心理学者・小久保秀之らが心霊現象を科学的に解明する学者として参加する。
2024年6月21日から、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ全国公開。
昨今、コンプライアンスの問題もあり、心霊現象を扱うといったテーマの作品を作ることは難しいのですが、この作品は大人たちが三軒茶屋の雑居ビルに潜入して、本気で心霊現象に立ち向かったドキュメンタリーです。心霊現象のその先が映っていますので、是非劇場でご覧ください。
僕は間近であの手を見た。あれがCGでないことだけは断言できる。ただ、ラスベガスクラスのイリュージョンだと言われてしまったら、取り敢えず否定できるだけの根拠はない。この映画は、ヨロザワ・プロダクションで起きる数々の怪奇現象が「ホンモノ」なのかどうかを検証しようと奮闘したものである。その結果は皆さんに判断を任せたい。ただ一つ言えるのは、この映画の最後にお見せする心霊映像は、後世にその名を残すこと間違いない、インパクトと信憑性の二つを兼ね備えた、世にも怖ろしいものであるということだ。
「あまりにも怖すぎる作品だから、公開を中止しよう」と映画プロデューサーからガチで打診されました。彼は「上映中に卒倒する人が出るかもしれないから公開をやめよう」と本気で私に相談してきたのです。それくらいヤバイ作品なのは確かです。フィクションのホラー映画よりも圧倒的に怖くて危険で、CG も人間の想像すらも超えています。
感性が鋭い人は気絶するかもしれません。ですが、観客にアピールするためにシナリオを調整したわけではありません。冷静な視点で心霊現象と本格的に向き合ったら偶然にもヤバすぎるものが撮れてしまったのです。
本作では、懐疑論者でさえ説明に苦しむ驚異的な現象が連続して起きてしまいます。そして、科学者がハイエンドの科学機器を使って調査した結果、信じられない証拠がいくつか得られます。心霊現象を追うだけのつもりが、この世界の“時空の歪み”にまで踏み込んでしまった……そんな映画です。
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
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