伝説のバンド「ビーチ・ボーイズ」の軌跡に迫るドキュメンタリー、5月24日から配信決定
2024年4月22日 13:00
ポップミュージックの歴史に革命を起こした伝説的バンド「ビーチ・ボーイズ」の軌跡に迫るドキュメンタリー「ビーチ・ボーイズ ポップ・ミュージック・レボリューション」が、5月24日から、ディズニープラスで独占配信されることが決定。あわせて、予告編(https://youtu.be/pgtcbDIj68M)とキービジュアルが披露された。
「ビーチ・ボーイズ」は、ブライアン、カール、デニスのウィルソン兄弟と親族、友人らが米カリフォルニア・ホーソーンで結成したロックバンド。1963年にリリースした「サーフィン・U.S.A.」を筆頭に、「アイ・ゲット・アラウンド」「カリフォルニア・ガールズ」といったヒット曲を連発し、米ビルボードのチャートを席巻した。彼らの台頭によって、本国では、ビーチカルチャーやサーフミュージックが大ブームとなり、「ビーチ・ボーイズ」自体も、西海岸の若者たちのカリスマ的存在となった。
その後は、サーフミュージックに留まらず、異なるスタイルの音楽や、精神性、瞑想、環境主義といったテーマをいち早く取り込むことで、時代の先端を走り、60年代のアメリカを代表するバンドへと成長。66年に発表された「ペット・サウンズ」は、2020年の米ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最高のアルバム500」の第2位に選出され、いまなお色あせない名盤として、現代のアーティストたちに多大な影響を与えている。
そんな「ビーチ・ボーイズ」の最新ドキュメンタリー「ビーチ・ボーイズ ポップ・ミュージック・レボリューション」は、音楽界の革命児をたたえる作品。家族で結成された慎ましい始まりから、バンドの壮大な歴史を振り返るとともに、初公開の記録映像や、バンドメンバーと音楽業界の大物たちの新たなインタビューを収録し、何世代にもわたってファンを惹きつける彼らの魅力を、存分に堪能できる作品となっている。
メンバーのブライアン・ウィルソンは、「ドキュメンタリーの仕上がりには非常に満足しているよ。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。(ドキュメンタリーは)あの頃のボーイズたちとの日々、楽しさ、そして音楽を思い出させてくれた。もちろん、あの素晴らしいハーモニーもね」と、本作を絶賛している。
監督を務めたのは、フランク・マーシャルとトム・ジムニー。マーシャルは、「インディ・ジョーンズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といった誰もが知る人気シリーズのプロデューサーを務め、過去には「生きてこそ」「南極物語」などでメガホンもとったヒットメーカー。ジムニーも「ブルース・スプリングスティーン」のライブ作品などで2度のエミー賞に輝く音楽映画の名手だ。
予告編では、憧れの「ビーチ・ボーイズ」を前に黄色い歓声をあげ、メンバーが乗る車を大勢で取り囲む熱狂的なファンの様子をとらえ、当時、いかに世界が彼らに熱狂していたかが見てとれる。またその頃、ライバルと目されていたイギリスのロックバンド「ザ・ビートルズ」の映像もおさめられているほか、メンバーを悩ませた解散・確執騒動にも踏み込んだ、本編への期待が高まる内容だとなっている。
さらに、「ワンリパブリック」のライアン・テダーや、ジャネール・モネイら、いまをときめくスターたちが、偉大なる大先輩である「ビーチ・ボーイズ」について、一体何を語るのかにも、注目だ。
「ビーチ・ボーイズ ポップ・ミュージック・レボリューション」は、5月24日から、ディズニープラスで独占配信開始。
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