【本日最終話】ボクシングのシーンは、チャウヌの提案で誕生! 「ワンダフルワールド」主要キャストのインタビュー公開
2024年4月13日 12:00
6年ぶりのドラマ復帰を果たすキム・ナムジュが主演し、人気男性グループ「ASTRO」のチャウヌが新境地に挑むヒューマンサスペンス「ワンダフルワールド」の最終話が、4月13日にディズニープラスで配信。このほど、キム・ナムジュとチャウヌ、共演するキム・ガンウ、イム・セミら主要キャスト陣のインタビューが公開された。
【あらすじ】
幼い息子を殺され、失意のどん底に突き落とされた心理学教授で、有名作家でもあるウン・スヒョン(キム・ナムジュ)は、法をかいくぐり野放しになっていた殺人犯を、自らの手で葬り復讐を果たした。服役した彼女は、出所後も心の傷が癒えぬままーー。ある日、過去に傷を負った謎の青年クォン・ソンニュル(チャウヌ)と偶然出会い、痛みを分かち合い、癒しを得る。しかし、互いの秘密を知ったとき、ふたりの運命が狂い始める。
幼い息子を殺され、失意のどん底に突き落とされた心理学教授で、有名作家でもあるウン・スヒョン(キム・ナムジュ)は、法をかいくぐり野放しになっていた殺人犯を、自らの手で葬り復讐を果たした。服役した彼女は、出所後も心の傷が癒えぬままーー。ある日、過去に傷を負った謎の青年クォン・ソンニュル(チャウヌ)と偶然出会い、痛みを分かち合い、癒しを得る。しかし、互いの秘密を知ったとき、ふたりの運命が狂い始める。
――キム・ナムジュさんに質問です。本作への出演を決めたきっかけは、どんな点にありましたか?
キム・ナムジュ:強い母性愛をモチーフにしたこのドラマに惹きつけられました。私も2児の母で、ウン・スヒョンというキャラクターの心に100%共感することができましたね。そういう共感できる物語の力に魅了されたことが大きいかもしれません。
――チャウヌさんは、これまでとは違い、謎めいたダークな一面を披露していますし、ボクシングのシーンも印象的でした。新たな自分を見せるために挑戦した部分や、特に強調したかった部分を教えてください。
チャウヌ:今回、ソンニュルというキャラクターを演じるなかで、「その人物を一番上手く表現すること」を最も重視しました。ボクシングもその一環です。実は、最初の段階では、台本にボクシングという要素は入っていなかったんですが、僕が「ボクシングの要素を入れるのはどうですか?」と提案をしまして、今回、ボクシングのシーンも入ることになりました。ソンニュルという人物の感情、彼が抱えている痛み、また、傷を表現することを最優先に考えました。
――キム・ガンウさんが演じる、ウン・スヒョンの夫カン・スホは、幸せな家族が一転、悲劇的で壮絶な展開を迎えます。父であり、夫であるスホ役として、役づくりで苦労したことはありましたか?
キム・ガンウ:最初は「幸せな家族の大黒柱」という役柄ですが、途中で悲劇の事件に見舞われたことで、両極端な感情を抱くことになるわけなので、その表現はやはりけっこうしんどいものがありました。そういう面では、ナムジュさんも、すごく苦労されたと思うんですけれど、僕もその両極端な姿を演じることに集中しました。
――スヒョンと親しく、妹のような存在であるハン・ユリを演じたイム・セミさんから見て、ミステリー要素の強い本作で、特に注目してもらいたい部分はどこですか?
イム・セミ:ドラマで起こる事件のなかに、登場人物全員の過去や、彼らに絡んでいる縁など、全てが凝縮されていると思うんです。ですから人として、そのキャラクターを理解したり、共感したりしながらご覧いただくと、より深みのある、ちょっと豊かなドラマの楽しみ方になるんじゃないかなと思います。
――皆さんにとって、撮影で一番記憶に残るエピソードを教えてください。
キム・ガンウ:自分のエピソードというよりもーー、実は、撮影しながら相手役の演技を見て、ここまで感情が動かされたのは、いままでそれほどなかったんです。今回、僕の妻を演じたキム・ナムジュさんの演技を見て、特に彼女が号泣するシーンで、悲しいのは当然ですが、それとはまた別に、非常にエネルギーが求められるシーンだったので、その悲しみを表現する姿を見ながら、同僚の俳優として心配になるほどでした。しかも、(撮影が)長回しでしたから。
チャウヌ:そうですね、イム・セミさんとの共演シーンは、それほど多くはなかったんですが、彼女は、いつも現場で非常に明るくて、エネルギッシュな方なんです。こちらに寄り添ってくれるというか。それも僕に限らず、現場全体にも寄り添ってくれて、とても現場の雰囲気を和ませてくれています。けっこう沈んでいるシーンや、暗いシーンを撮るときも、休憩時間には、彼女にずいぶん元気づけられて、助けられました。
イム・セミ:ありがとうございます。皆さん、本当にいいエピソードばかりで(笑)。私もそれに加えないといけないような、変なプレッシャーを感じています。私は、ウヌさんと絡むシーンは、ワンシーンだけでしたが、そのシーンは私がセレクトショップの代表を務めているという設定で。けっこうピリピリとしたムードで、ふたりが廊下をすれ違うんですが。でも、以前に「女神降臨」という作品でも共演していて、ウヌさんとは、とても仲が良いんです。会うとお互いに、「どっちが先に相手を笑わせるか」と賭けをする感覚で、ジョークを飛ばし合うんです。その日は、すごく真剣なシーンだったんですが、やっぱり、案の定、笑ってしまいましたね(笑)。もうひとつは、チャウヌさんが現場の全員にダウンジャケットを配ってくれたこと。おかげさまで、暖かい冬を過ごすことができました。ありがとうございます。
チャウヌ:どういたしまして。
――それでは、最終話を楽しみにしている日本の視聴者へメッセージをお願いします。
キム・ガンウ:僕はこのドラマを撮影しながら、そして終わった後も、やはり「家族の大切さ」を語っているドラマなんじゃないかなと思うんですね。表向きには、ミステリードラマかもしれませんが、一番大事なテーマは「家族の大切さ」だと思います。
キム・ナムジュ:このドラマは非常にパワフルで、緊張感のあるとてもしっかりしたストーリーです。そして、“どんでん返し”が何度も起きますから、ぜひ最後までお楽しみください。
チャウヌ:僕たちが、7~8カ月間、一緒に奮闘しながら作った作品です。ぜひ、皆さんに楽しんでいただければと思います。また、ご覧になって、心が温まるといいなと思っております。
イム・セミ:日本の視聴者の皆さんに、ぜひ、愛していただきたいなと思います。私は是枝裕和監督の「万引き家族」が大好きなんです。あの作品も、ミステリアスな家族の物語でしたね。そういう作品が生まれた日本の皆さんなら、きっと「ワンダフルワールド」に共感していただけるんじゃないかなと思います。
「ワンダフルワールド」(全14話)は、ディズニープラスで独占配信中。
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