ホアキン・フェニックス×レディー・ガガ「ジョーカー」最新作、映像初公開
2024年4月10日 12:00

ホアキン・フェニックスが主演を務める「ジョーカー」の最新作「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」の初の映像となる特報が公開された。あわせて、ポスタービジュアルには「この世界は、ただの舞台」というコピーが、特報公開のタイミングで新たに添えられた。
本作の主人公アーサー(フェニックス)は、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人として細々と生きていた孤独で心優しい男。しかし、彼は歪なカリスマ“ジョーカー”へと衝撃の変貌を遂げる。
特報は、アーサーとハーリーン・クインゼル(通称ハーレイ・クイン/レディー・ガガ)の出会いの場面から始まる。心優しい男から悪のカリスマへと変貌を遂げたアーサーに対し、「私は誰でもない、あなたと違って何もしてない」と心情を明かす。
一見みすぼらしい2人が座る客席と、舞台上のピエロメイクを施したジョーカーとハーリーンが流麗なメロディーにのせてポスタービジュアル同様にダンスを踊る姿が映し出されていく。
トム・ジョーンズの「What the World Needs Now Is Love」にのせて、アーサー、そしてハーリーンの妄想とも現実ともつかないシーンが連続。映像の後半では、変化を問われたアーサーが「教えてやろう、もう俺1人じゃない」と答えている。
ガガが演じる女性ハーリーン・クインゼルと言えば、ジョーカーの精神科医として描かれることが多いが、今回はどんなキャラクターになっているのかも、大きな注目が寄せられている。
前作でも印象的なアーサーの仕草や、テレビのセット、そして群衆の熱狂などの要素も随所に盛り込まれる一方、前作にはない舞台を思わせるような空間も印象的だ。
ポスタービジュアルに新たに添えられたコピー「この世界は、ただの舞台」は、悲劇「ハムレット」「ロミオとジュリエット」などで知られる劇作家ウィリアム・シェイクスピアの喜劇「お気に召すまま」の有名な一説「All the world’s a stage(この世は、すべて舞台),And all the men and women merely players(男も女も、人は誰もが役者に過ぎない)」からインスパイアを受けていることを予想させる。このメッセージに込められた意味とは?
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は、10月11日から公開。
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