横浜流星、「国宝」で歌舞伎役者に! 主演・吉沢亮と「共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に」
2024年4月10日 05:00
人気作家・吉田修一氏の最高傑作と呼び声の高い「国宝」は、吉田氏自身が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の作品。任侠の一門に生まれながら数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄(吉沢)と、歌舞伎の名門に生まれ、跡取り息子として生まれながらに将来を約束された俊介(横浜)。生い立ちも才能も異なるふたりは切磋琢磨し、互いに高め合いながら芸に青春を捧げていく……。
「春に散る」でボクサー役を演じるにあたり、プロテストに挑戦し、合格を勝ち取った横浜が次に臨む難役は、歌舞伎役者。それも、名門の跡取り息子として幼少期から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた役どころに挑む。
吉沢と同様に、踊りの経験がなかった横浜は昨年3月から、真っ直ぐに歩くことから稽古を始めたが、元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さもあり、めきめきと踊りの腕をあげたという。日々稽古に励み、自宅での自主練習も欠かさなかったようで、初めて吉沢とふたりで踊った昨年12月、スタッフ全員が驚くほど息の合った舞踊を披露。撮影中の現在もまた、空き時間を見つけては稽古に励んでいる。
横浜にとって、「俳優人生の転機になった」と明かすほど強い思い入れを持つ「流浪の月」に続く李監督とのタッグだけに、どこまでも貪欲な姿勢をうかがわせる。
「李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい」
一方の李監督もまた、ストイックな姿勢で作品に向き合う横浜に大きな期待を寄せている。
「ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。『流浪の月』では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません」
映画は、2025年に全国で公開。
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