オスカー女優オリビア・コールマン、ハリウッドの男女給与格差を訴える
2024年3月27日 21:00

ハリウッドでは多くの女性が輝かしい実績を残しながらも、性別に基づく給与格差の壁に直面しているといわれている。「女王陛下のお気に入り」でアカデミー賞を受賞した英女優オリビア・コールマンがこのほど、声をあげた。
米CNNの「The Amanpour Hour」に出演したコールマンは、自身がもし男性だったならば、現在の何倍もの報酬を得ていただろうと断言。「男性俳優のほうが観客を引きつけるとされていますが、それは何十年も前から真実ではないことが証明されています。それでもなお、女性よりも男性により多く支払う理由としてそのような主張がされているのです」
コールマンは「ブロードチャーチ」や「ピープ・ショー ボクたち妄想族」などの英ドラマで実力が認められ、その後、「ザ・クラウン」「Fleabag フリーバッグ」「ファーザー」「ロスト・ドーター」などの作品で印象深い演技を見せてきた。「女王陛下のお気に入り」ではアカデミー賞主演女優賞に輝いている。だが、そうした堂々たる実績とギャラの間には乖離があり、「もし私がオリビア・コールマンなら、もっとたっぷり稼いでいるべきです」と主張した。
ハリウッドで男女給与格差を訴えるのは、コールマンだけではない。これまでにジェニファー・ローレンスやミシェル・ウィリアムズ、タラジ・P・ヘンソンといった女優たちも、業界における格差に公然と挑んでいる。これらの女優たちの発言は、単なる個々の問題ではなく、システム全体の不平等を指摘しているといえる。
コールマンの発言が今後どのような影響をもたらすのか注目が集まる。
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