「猿の惑星 キングダム」キャラクターポスター公開 300年後の世界を舞台に、生き残りをかけた戦い描く
2024年3月14日 09:00

「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星 キングダム」のキャラクターポスターが披露された。家族を奪われた若き猿・ノアと、秘密を握る人間・ノヴァ、冷酷な独裁者のプロキシマス・シーザー、物語の中心として登場する主要キャラクターの姿がとらえられている。
本作は、「ゼルダの伝説」の実写映画の監督に抜擢されたウェス・ボールと、「アバター」シリーズを手掛けたVFXスタジオ「WETA」がタッグを組み、支配者が人間から猿へと移り変わった地球を舞台に、<猿&人間>VS<猿>の新たな衝突を圧倒的なスケールで描く。
物語の舞台は、今から300年後の世界。ウイルスが猛威をふるい激変した地球で、大都会だった人間の世界は荒廃。人間と猿の間で地球の支配者の劇的な交代劇が起こり、高い知能と言語を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国・キングダムを築こうとしていた。一方で人類は衰退し、文化も技術も、社会性も失い、まるで野生動物のような存在となっていた。
主人公ノアは、猿が支配権を握る世界で、独裁者のプロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた若き猿。人間のことを野生動物の一種としか思っていなかったノアは、ある日、年老いたオラウータンから、かつて人間に様々な技術があったこと、そして猿と共存していた時代があったことを聞き、自分のルーツに向き合っていく。そんな中、ある秘密を隠し持つ人間の女性と出会ったことで、ノアは想像すらしたことのなかった“本当の人間”を知り、人間との共存という新たな可能性に向けて立ち上がる。
ノアと出会う人間のノヴァは、野生動物と化した人間と共に暮らしているが、人間の中で “誰よりも賢い”とされており、完全に逆転した人間と猿の関係性に大きな影響をもたらす秘密を握っていた。そして、自身の帝国を築くために、衰退した人間を徹底的に排除しようとしているのが、キングダムのリーダーのプロキシマス・シーザー。地球における進化は、人間ではなく猿を選んだと強く思っており、この世界の真の支配を計画していく。
ノア役を演じるのは、「To Leslie トゥ・レスリー」で注目を集めたオーウェン・ティーグ。大役に抜擢されたティーグは、 「ノアにはすごく共感できました。ノアは自分に自信がなく、プレッシャーに悩んでいるようなキャラクターなんです。その気持ちはまさに、この映画を作るときに『自分にこの役が務まるのだろうか?』と僕自身が抱いていた感情と同じでした」と語る。そして、「だからこそ、ノアがこの物語を通して自分自身を見つけるということは素敵なことだったのです。ノアはこの物語の中で、自分を知り、自分に何ができるのかを発見していくのです」と物語におけるノアの成長について言及している。
「猿の惑星 キングダム」は5月10日公開。
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