「寄生獣 ザ・グレイ」ティザー予告&ビジュアル披露 日本発の名作漫画をドラマ化 パラサイトとの“生存”を懸けた戦い描く
2024年3月7日 09:00
岩明均氏によるベストセラー漫画「寄生獣」(講談社刊)をベースにしたNetflixシリーズ「寄生獣 ザ・グレイ」のティザー予告編(http://youtu.be/D9kOGa7Qg_0)と、ティザービジュアルが披露された。
原作では、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食することを目的とした謎の寄生生物・ミギーと平凡な高校生・泉新一の奇妙な共存生活と、“人間”と”パラサイト”による生存争いが描かれ、スリリングな展開と類を見ない世界観、そして内包された深淵なるテーマが多くの人々を魅了した。
今作のメガホンをとったのは、韓国ゾンビブームの火付け役となった「新感染」シリーズのヨン・サンホ監督。人間を宿主にして勢力を拡大しようと目論み、世界を“人知れず”騒がせている謎の寄生生物=パラサイトが韓国に襲来していたら……。そんな監督の発想から出発し、パラサイトと彼らを阻止するべく立ち上がった特殊部隊「ザ・グレイ」の激しい衝突を描く。
主人公は、母親に捨てられ、父親からは日常的に暴力を振るわれる悲痛な幼少期を過ごしていたチョン・スイン。天涯孤独に生きる道を選んだ彼女は、「自分は誰からも愛されない人間なんだ」と悩みながらも、生きるために真面目に働いていた。しかし、スインはある事件に巻き込まれ、瀕死状態となった身体をパラサイトの“ハイジ”に乗っ取られてしまう。しかし宿主であるスインの身体を治すため力を使ったことで、ハイジは脳の乗っ取りに失敗。スインとハイジは奇妙な共存関係に陥る。
映像では、「生きるためには人の体に寄生するしかない」というセリフとともにパラサイトが次々と人間の身体を乗っ取り、周囲の人を襲っていく様子が映し出される。“種”の勢力拡大を目的としたパラサイトの鉄の掟は、「人間に成りすまし、人間のように考えて行動し紛れること」。しかし、無差別的な攻撃はエスカレートしていき、行方不明の妹を探していたソル・ガンウ(演:ク・ギョファン)に姿を目撃されるなど、その正体は少しずつ明るみに出て行く。
一方、パラサイトの攻撃を阻止するべく構成された特殊部隊ザ・グレイでは、チーム長のチェ・ジュンギョン(演:イ・ジョンヒョン)を筆頭に、精鋭の兵士たちが彼らを追い詰め、人間とパラサイトの果てしない戦いの始まりが幕を開ける。
ビジュアルには、ハイジと共存することになったスインの姿が写され、正常な人間である左の顔とは対照的に、右の顔からは触手が伸び、人間でもパラサイトでもない彼女の実体を表している。
Netflixシリーズ「寄生獣 ザ・グレイ」は4月5日より独占配信開始。
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