【本国では上映禁止】血肉と腐臭にまみれたゴア描写……ベトナム新鋭による食人ホラー「Kfc」7月公開 閲覧注意のビジュアルも
2024年3月5日 18:00

衝撃作を連発するアジア発のホラー映画群より突如現れた“狂乱のカニバルムービー”「Kfc」が、7月から公開されることがわかった。あわせて、閲覧注意のティザービジュアル、いち早く本作を鑑賞していた故叶井俊太郎さんを含めた著名人のコメントが解禁となった。
本作はべトナム・ハノイを舞台に、救急車で人間狩りにいそしむ医師、人肉中毒のその息子、医者の犠牲になった売春婦の娘らが狂気と復讐の連鎖に陥っていく様を、容赦ないゴア描写と共に描いた衝撃のカニバルリベンジ・ホラー。
監督を務めたのは、本作が長編監督デビューとなるベトナム出身のレ・ビン・ザン。そもそもは映画学校の卒業制作として企画されていたが、脚本を読んだ大学側が「あまりに残酷すぎる」という理由で却下。ザン監督は退学の憂き目にあったといういわくつきの作品。その後、名匠トラン・アン・ユンの後押しにより完成し、ニューヨークアジアン映画祭で最優秀賞を受賞したほかロッテルダム国際映画祭などの映画祭で上映。血肉と腐臭にまみれた徹底したゴア描写と、狂気に満ちた世界観、そして緻密かつ挑戦的な構成で観客をド肝を抜いてきた。なお、ベトナム国内では現在に至るまで劇場公開されていない。

「八仙飯店之人肉饅頭」「ネクロマンティック」など鬼畜ホラー映画の買付・宣伝で知られ、先日惜しまれつつもこの世を去った映画プロデューサーの叶井さんも生前に本作を鑑賞し、「マジで斬新!!」と絶賛する言葉を遺している。ゴア・ホラーに特化した地下映画レーベル「VIDEO VIOLENCE RELEASING」代表のヒロシニコフと、学生残酷映画祭の佐藤雄二も鑑賞し、「とにかく悲惨、なんとも陰惨(中略)異常な映画体験を観るものに与える」(ヒロシニコフ)、「残酷描写、食人描写の至るところにアイディアや工夫が散りばめられ、監督の『必ずこれを撮る』という決意を感じる」 (佐藤)とそれぞれ本作のあまりに常軌を逸した世界観に圧倒されつつも、賞賛を送っている。
「Kfc」は、7月からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。コメントは、以下の通り。
だが見終わった後に逆にジワジワとくる。
これはマジで斬新!!
殺人! 食人! 狂人!
あらゆるタブーを犯して疾走する超危険作がベトナムからやってきた!
誰もが知るあのファストフード店を取り巻いて、鬼畜たちが大暴れ! 時系列をシャッフルしながら繰り出される過激な映像の数々は、とにかく悲惨、なんとも陰惨。しかしなぜだろう、血とショックの隙間から漏れ出る何かに不思議と胸を打たれるのは……。かくも異常な映画体験を観るものに与える、新たなアジアン・エクストリーム・ムービーの誕生を、その目にしかと焼き付けよ! 今日、『Kfc』にしない?
復讐、拷問、死姦、食人…その根底にあるのは血生臭い愛。
残酷描写、食人描写の至るところにアイディアや工夫が散りばめられ、監督の「必ずこれを撮る」という決意を感じる。
でも絶対「毛」は食べる前に取った方が良い!!
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