「なんであのとき、ちゃんと言えなかったんだろう…」性暴力やDVハラスメント被害者のためのシェアハウス舞台の群像劇「ブルーイマジン」予告編
2024年2月26日 21:00
性暴力や DV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いた青春群像「ブルーイマジン」日本版予告編(https://youtu.be/3DpZlZRr-bI)が公開された。
俳優志望の斉藤乃愛は、かつて映画監督から受けた性暴力の被害者だったが、過去の自分のトラウマを誰にも話せずにいた。乃愛は、性暴力やDV、ハラスメント被害を受けた女性たちを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」に入居する。巣鴨三千代が相談役を務める「ブルーイマジン」は、住人たちの皆が心の傷みを知っている場所だった。乃愛は、親友の佳代、俳優志望の凛、兄で人権派弁護士の俊太、フィリピンからやってきたジェシカら、「ブルーイマジン」に集う個性あふれる面々との交流を通じて、初めて自分自身の心の傷と向き合えるようになっていく。やがて乃愛は、「ブルーイマジン」の人々との連帯を深め、さまざまな葛藤を積み重ねながら、勇気をふりしぼって“声をあげるための行動”を起こす決意をする――。
松林麗監督の長編デビュー作で、主演は山口まゆ、共演は川床明日香、北村優衣、新谷ゆづみ、イアナ・ベルナルデスら。予告編では、さまざまな形の性暴力、DV、ハラスメントに悩まされる若き女性たちに寄り添い、トラウマを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」で、入居者が共感しながらも、強い信念をもとに連帯していく姿が映し出される。シェアハウスで出会った仲間との生活を通して、自分自身に起こった過去と向き合い、今まで自分を責めるだけだった自分から、“黙ってちゃだめだ”と気づき、葛藤しながらも勇気をふりしぼり、前を向いていこうとする様が切り取られている。
3月16日から、新宿 K's cinema 他全国順次公開。
山口まゆ
川床明日香
北村優衣
新谷ゆづみ
イアナ・ベルナルデス