第5回大島渚賞は「遠いところ」工藤将亮監督 3月17日記念上映会「初めての大島渚体験」で18歳以下無料招待
2024年2月14日 18:00
第22回富川国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した長編デビュー作「アイム・クレイジー」(19)、第2作目「未曾有」(21/本年公開予定)と、テーマへの着実なアプローチで世界中の映画祭から注目される映画作家の一人だ。

2023年公開作の「遠いところ」は、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭コンペティション部門に日本映画として10年ぶりに正式出品を果たし、第23回東京フィルメックスでは観客賞を受賞。「貧困にあえぐ日本の性差別を、痛烈に告発する。溝口健二的な現代悲劇」(Variety)と絶賛されたほか、先日発表された、第37回高崎映画祭で新進監督グランプリ&最優秀新人俳優賞(花瀬琴音)をダブル受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。
3月18日に東京・丸ビルホールで実施する授賞式で、審査員長の黒沢清監督から審査講評が発表される。授賞式前日の17日には、同ホールにて記念上映会を実施。当日は「遠いところ」、大島渚監督作「少年」の上映に加え、工藤監督と黒沢清監督によるトークショーが行われる。

また、今回初の試みとして、18歳以下を無料で招待する(事前申込制/先着50名)。常に怒りをもって社会の問題と対峙し、既成概念と闘い、自由を追求し続けた大島監督の強烈な個性とスピリッツを、作品を通して高校生・中学生など若い世代に体感してもらい、自らの生きる原動力にしてほしいと願い、企画された。
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