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篠原涼子×バカリズムがバディに! 書けないミステリー作家×解けないエリート刑事のドラマ「イップス」

2024年2月14日 05:00

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書けなくなったミステリー作家と、解けなくなったエリート刑事の絶不調バディに!
書けなくなったミステリー作家と、解けなくなったエリート刑事の絶不調バディに!
(C)フジテレビ

篠原涼子バカリズムが初共演を果たすドラマ「イップス」が、フジテレビで、4月12日から毎週金曜の午後9時に放送されることが決定。“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の“絶不調バディ”が、小気味よい会話劇を繰り広げながら事件を解決するミステリーコメディを紡ぐ。

タイトルの「イップス」とは、心の葛藤が、筋肉、神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。小説を書けなくなった、おしゃべりなベストセラーミステリー作家と、事件を解けなくなった、自己評価高めのエリート刑事という、互いにイップスを抱えたふたりが、事件を解決していく。バディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022)で主演と脚本家としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初となる。

完全オリジナルストーリーとなる本作は、「古畑任三郎」などを彷ふつとさせる倒叙式(物語の冒頭で犯行の様子や犯人を明かす方法)の構成となっており、多彩な顔ぶれとなる犯人には、毎話豪華ゲストが登場する予定だ。バカリズムも脚本に関わっていたドラマ「素敵な選TAXI」や映画「ロス:タイム:ライフ」の筧昌也が監督を務める。バカリズムへの脚本協力を経験するなど親交があり、ドラマ「ドラゴン桜」第2シリーズ、「となりのナースエイド」で知られるオークラが脚本を担う。

物語の中心となるのは、ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、警視庁捜査一課刑事・森野徹(バカリズム)。ミコはデビューから立て続けにベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたが、現在は書けなくなり、副業であるワイドショーのコメンテーターを、本業並みにこなす日々を送っていた。一方の森野はあることをきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解けなくなっていた。

そんな絶不調なふたりは、仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇したことで、バディを組むことに。ミコは「小説のネタが拾える」「生の死体見るの初めて」と、事件に興味津々。対する森野は捜査に身が入らないなかでも、刑事としての鋭い洞察力を見せ、ミコとともに真相に近づいていく。ふたりは捜査を通して犯人の目星をつけ、容疑者本人を問い詰めようとするが、森野のイップスが発動する。ともにイップスを抱えるバディが時に助け合い、もがきながらもリスタートを目指す。

篠原は本作で、初の小説家役に挑む。バカリズムは、キャストとしてのフジ連続ドラマ出演は「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(19)以来約5年ぶりで、ゴールデン帯連ドラ主演は初となる。

「イップス」はフジテレビで、4月12日から毎週午後9時に放送される(初回15分拡大)。篠原とバカリズムの役どころとコメント、プロデュースを担う宮﨑暖のコメントは、以下の通り。


篠原涼子(黒羽ミコ役)
(役どころ)
 ミステリー小説家。デビュー作から3作連続でベストセラーを記録するも、現在はネタが思いつかず、5年間新作が書けていない。そのかたわら、持ち前の会話術と洞察力を武器に、ネット番組のコメンテーター業やコラム執筆をこなすも、そのせいで本業がさらに片手間になっている。5年前に出した最新作の小説は、SNS上で「トリックがダサい」と叩かれ、コメンテーター業でも「なんにでもクビつっこむんじゃねーよ」などと叩かれており、イライラが募る日々を送っている。新作の執筆に煮詰まり、執筆から逃げるために訪れたサウナで森野と出会う。

(コメント)
Q.オファーを受けた際の率直な感想を教えてください。
「久しぶりのフジテレビドラマで緊張しているのですが、スタッフやキャストの皆さま、そしてバディとなるバカリズムさんの力をお借りしながら頑張りたいです。原作のないオリジナル作品で結末がまったくわからないので、私自身も物語を楽しみながら演じていきたいです」
Q.台本を読まれていかがですか?
「私が演じるミコは、すごく個性的で“書けなくなった”ミステリー小説家です。バカリズムさんとのリズム感ある会話の掛け合いが魅力的な脚本になっていて、撮影が楽しみ。今まで経験したことの無いような役柄でもあるので、貴重な体験になりそうでワクワクしています。タイトルにもなっているイップスという言葉の意味を初めて知りました。この作品を通してイップスに関してさまざまなことを考えていければと思っています」
Q.バカリズムさんとは初共演ですが印象は?
「脚本家としてのバカリズムさんとは映画『ウェディング・ハイ』(2022年)でお世話になりました。その当時はお会いできなかったのですが、いろいろな人たちが主役になっている物語の展開がすごくおもしろくて、演じる側からしても楽しませていただきました。だから、バカリズムさんってどんな感性を持っているんだろうとずっと気になっていて。今回は役者さんとしてご一緒させていただけるのですごく楽しみです!」
Q.視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「このドラマを通して、イップスに関して考える時間を作るきっかけになればと思います。そしてバカリズムさんとのセッションが楽しみなので、早く皆様にもお届けできればと思っています」

バカリズム(森野徹役)
(役どころ)
 イップスが原因で捜査ができなくなった警視庁捜査一課刑事。かつてはエリートとして組織内でも一目置かれる存在だったが、ある出来事をきっかけに、事件が解けなくなった。実はミコの作品の大ファンだったが、最新作の完成度が悪く、コメンテーター業ばかりで新作を出さないミコに苛立ちを募らせ、SNSに「トリックがダサい」と書き込むなどアンチ化している。刑事でありながら、ノモリというアカウントで、日々ミコの小説についてアンチコメントを呟いている。

(コメント)
Q.オファーを受けた際の率直な感想を教えてください。
「筧監督も脚本のオークラさんも昔から知っている方々。信用できますし撮影が楽しくなりそうです。篠原さんともご一緒したことはあるのですが、お会いするのは初めてなので緊張しています……。僕の役柄はネタバレになるので多くは言えませんが……ちょっとクセのある警察官です。篠原さんも自分もふたりともややこしい性格の役柄です(笑)」
Q.台本や原作を読まれていかがですか?
「思った以上にせりふが多くて大変そうです……(笑)。初期段階の台本よりもかなり増えてしまって、何とか少なくならないかなって。言い回しなどいろいろ変化させながら演じられればと思っています。でもやっぱりせりふが長いので、2話以降はもう少し減らして下さい(笑)!」
Q.初共演となる篠原涼子さんの印象はいかがですか?
「自分が高校生の頃からずっと第一線で活躍されている方で、その頃からまったくイメージは変わりません。実際にお会いしてみて、久しぶりに『わ、芸能人だ……!』とすごく緊張してしまいました。実は、『ウェディング・ハイ』の脚本を書いた際、篠原さんの出演が決定してからは当て書きというか脳内で篠原さんの声が再生されながら書いていきました。そして書いたモノ以上にもっと面白く作ってくださり感動しました」
Q.視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「撮影はこれからスタートしていきますが精一杯頑張りますので、まずはリアルタイムで視聴していただきたいです。そのあとは配信の方でもう一回見ていただいて、テレビと配信1回ずつ見ていただければより楽しめる作品になると思います(笑)!」

■宮﨑暖(プロデュース)
(コメント)
「元々イップスとは、不安やプレッシャーからくる運動障害を意味するスポーツ用語でしたが、最近では『あいつ〇〇イップスじゃない?』なんて具合に、『今までできていたことが突然できなくなってしまうこと』という広い意味での使われ方を少しずつ耳にするようになってきました。このドラマの監修を受けていただいた日本イップス協会様を通じて、実際にイップスの方に取材をさせていただいたところ、世の中にはその広い意味での“イップス”を抱えている方が多くいることを知り、このドラマを企画しました」
「バディを演じていただくW主演に篠原涼子さん、バカリズムさんのおふたりをお迎えできたこと、本当にうれしく、大興奮しております! 篠原さんが演じる書けない作家・黒羽ミコは、エネルギッシュで何にでも首を突っ込む空気の読めなさを持ちながら、人のささいな言動から隠された思いに気がつく繊細さを合わせ持つ人間くさいキャラクター。この役を演じられるのは、これまでさまざまな役を振れ幅大きく演じられてきた篠原涼子さんだけだと思いました。バカリズムさんが演じる解けない刑事・森野徹は、事件を解決したいという正義の心と、イップスで事件現場に行きたくないというサボり体質の間で悩むキャラクター。笑えて共感できるキャラクターにしたく、真っ先に思い浮かんだのがバカリズムさんでした! このおふたりなら、見たことのない変なバディ像を産み出せると確信しております。チーフ脚本はオークラさん。『なんでそんな細かいことでモメてるんだろう』的な、どうでもよくて笑えるけど妙に刺さるせりふの数々にご期待ください。演出は筧昌也監督、不思議で今までに見たことがないミステリー“コメディー”に仕上がっていると思います! 金曜の夜に1週間の疲れが癒されるような楽しいドラマをお届けできたらと思っております! 毎話登場する個性的な犯人たちにもご注目ください!」

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