アリ・アスター新作「ボーはおそれている」 ヒグチユウコ×大島依提亜の不穏なオルタナティブポスター完成
2024年2月10日 11:00

「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の最新作「ボーはおそれている」から、画家のヒグチユウコ氏と、本作のアートワークを手がけたデザイナーの大島依提亜氏がコラボレーションした、日本限定のオルタナティブポスターがお披露目された。
日常のささいなことも不安になる怖がりの男、ボー(ホアキン・フェニックス)はある日、先ほどまで電話で話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。奇妙で予想外の出来事が起こる里帰りの道のりは、いつしかボーと世界を徹底的にのみこむ壮大な物語へと変貌していく。
「ミッドサマー」のオルタナティブポスターで話題を呼んだヒグチ氏と大島氏。本作のムビチケ特典でも、アスター監督の過去2作品を加えた「ヒグチユウコ×大島依提亜 アリ・アスター監督3作ポストカードセット」を発売し、SNSを中心に反響が寄せられた。オルタナティブポスターには、ボーが里帰りのなかで遭遇する奇妙な人々や不気味な出来事がちりばめられ、不安が高まるような仕上がりだ。

本作の公開を記念したポップアップ展「#ワタシはおそれている展」が、2月12日まで東京・澁谷藝術で開催されている(入場料:無料/各日午後1時~7時)。会場では、「未体験の『恐れ』を味わう旅に出よう」というテーマの下、ヒグチ氏と大島氏が発表してきたポスターを掲出。さらに、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作し、渡辺直美、あいみょんとのコラボなどでも話題のとんだ林蘭、人口知能(AI)を用いて、デジタル作品や彫刻を制作する岸裕真ら、新進気鋭のアーティストによる新しい作品が展示されている。

とんだ林は、愛らしさの象徴であるリボンと、一見かけ離れた存在である蜘蛛の巣をイメージした立体作品を制作。「映画を見ながら『恐れ』とは『安心と退屈』とものすごく近くあり、表裏一体だと感じました」とコメントを寄せた。岸は、ラファエロの聖母子像を、インターネットで収集した胎児のエコー写真によって描いた「大公の聖母」を掲示。絵画の周囲にあるモニターで、対話型生成プログラム「Mary」がキュレーターとして、文章をランダムに書き出していくという驚きの作品を披露している。
「ボーはおそれている」は、2月16日から全国公開。R15+指定。
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