サンダンス映画祭でパレスチナ支持派のデモが大通りを封鎖 俳優たちも参加
2024年1月24日 21:00
米インディペンデント映画の祭典として知られるサンダンス映画祭で、パレスチナ支持派のデモが大通りを封鎖したと、米Deadlineが報じている。
映画祭の華やかな雰囲気の中、米ユタ州パークシティでは約100人のパレスチナ支持派がメインストリートを埋め尽くした。彼らは「川から海まで、パレスチナは自由になる」というスローガンを唱え、バイデン政権のイスラエル政策に抗議を行った。参加者のなかには、米女優メリッサ・バレラの姿もあった。彼女はパレスチナ支持の発言で「スクリーム7(仮題)」から解雇された経緯がある。
バレラは「私は反ユダヤ主義やイスラム恐怖症を非難する。どんな集団に対する憎悪や偏見も非難する」と声明を発表している。さらに、モデルで俳優のインディ・ムーアもデモに参加し、「私たちはすべての人々の自由を支持する」と述べ、平和的解決を訴えた。
このデモにより、サンダンス映画祭は異なる声を持つ人々が集まり、社会的な問題に光を当てる場となっている。