「ウィッシュ」楽曲を歌うコツは? 人気ボイトレYouTuber、アーシャ風衣装で登場した横澤夏子に生指導
2024年1月24日 14:00
ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」(公開中)の応援上映記念イベントが、1月23日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、ディズニーの大ファンである横澤夏子と、“しらスタ”の愛称で知られる人気ボイトレYouTuber・おしらが登壇。1月26日にスタートする手拍子&発声OKのプレミアム応援上映を前に、おしらが横澤と観客に、応援上映をさらに楽しむためのコツを伝授した。
本作は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが創立100周年を迎えることを記念し、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が手がける、歴史の集大成となるドラマティックミュージカル。“願いが叶う魔法の王国”ロサスで暮らす少女アーシャの願いは、100歳になる祖父の願いが叶うことだった。しかし彼女は、全ての願いは魔法を操るマグニフィコ王に支配されているという衝撃の真実を知る。空から舞い降りた“願い星”のスター、相棒の子ヤギ・バレンティノとともに、アーシャは「皆の願いを取り戻したい」というひたむきな思いで立ち上がる。12月15日に公開され、1月23日までに累計興行収入31億円、観客動員235万人を突破した。
アーシャをイメージし、この日のために作った華やかなラベンダーカラーのワンピースに身を包み、「横澤夏子改めアーシャです!」とハイテンションで挨拶した横澤。本作も既に鑑賞済で、「3歳の長女と見に行ったのですが、本当に楽しくて! 帰り道に(劇中歌「ウィッシュ この願い」を)熱唱しながら、『あきらめることはない』と何度も言いながら帰りました!」「娘にも、アーシャのようにいろんな人の願いに耳を傾けるような思いやりのある子に育ってほしいと思いました」と、感想を熱く語った。
お気に入りのシーンを問われると、横澤は「動物たちがおしゃべりするところが好きなのですが、とにかくオマージュが盛りだくさんなところですね!」と声を弾ませる。「映画のなかにドレスを作りたいという女性が出てくるのですが、『そのドレスって……?』と考えるのがすごく楽しい。娘もディズニーヒロインが大好きでエンドレスで作品を見ているのですが、長女もそのドレスを見たことがあると気が付いていたので、ディズニー好きの人は特に、何度も見たくなるはず」と、おすすめポイントを明かした。
そして、話題はプレミアム応援上映へと移り、その楽しみ方のコツを伝授すべく、おしらが登場。おしらは、登録者数195万人を誇る人気YouTubeチャンネル「しらスタ 歌唱力向上委員会」で、さまざまな楽曲の歌い方動画を配信している。
おしらは「推しは(福山)雅治さん演じるマグニフィコ王。みんな素敵な歌声なのですが、本当に格好良かったです」と、楽曲と歌声に魅了された様子。また、自身のチャンネル内でも紹介している、アーシャが歌う「ウィッシュ この願い」については、心からの強い願いに導かれ行動を起こすアーシャになぞらえ、「どれくらい願いを叶えたいか、叶えたい気持ちが強ければ強いほど、上手く歌えます。映画で気持ちを高めて、気持ちで歌ってもらえたら!」といい、一夜限りの生レクチャーがスタートした。
おしらは、ミュージカル楽曲を歌うポイントとして「距離感が重要」と説明し、「アーシャが遠くに向けて歌っているか、近くに向けて歌っているかを意識することが大切」と解説。「ウィッシュ この願い」のサビは、アーシャの心情や状況になぞらえ、「『この願い』の部分は手前、『今日よりもっと輝く』はちょっと遠くに向かって」「『あきらめる』、『ことは』、『ない』は段階的に遠くに向けていくイメージで」など、美しいアカペラとともに、熱のこもった指導を行った。
横澤も「(アーシャと同じく)『この願い』のところはまだ心の中で葛藤している感じ、『あきらめることはない』の『ない』は諦めたくない気持ちを振り絞るってことね!」と納得したようで、「『距離感がある』という音のレッスンは聞いたことがなかったです!」と、おしらオリジナルのレクチャーに感銘を受けた様子だった。それらのポイントを踏まえ、「ウィッシュ この願い」を会場全体で大合唱。横澤とおしらも初対面ながら息の合った様子で、振り付けをしながら歌唱した。会場が一体感に包まれるなか、おしらは「是非応援上映でも、アーシャの動きをじっくり見て、アーシャが声をどれくらい遠くに飛ばしているか意識しながら聞いてほしいですね」と、アドバイスをおくった。
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