川西拓実×桜田ひより×「silent」風間太樹監督 「バジーノイズ」エモーショナルで切ない特報&ポスター
2024年1月22日 07:00

グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実と俳優の桜田ひよりが共演し、人気コミックを映画化する「バジーノイズ」の特報2種と、ディザービジュアルが披露された。
原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で20年まで連載されていたDTM(デスクトップミュージック)を題材にした同名コミック(全5巻)。むつき潤氏の長編デビュー作で、登場人物のリアルな心理描写や、独特な音楽表現、タイムリーなテーマ性など、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。
マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄。人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていた彼に、上の部屋に住む女性・潮が挨拶を交わしてきた。その日、失恋をしたと言う彼女は、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明ける。やがて潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。
メガホンをとったのは、人気ドラマ「silent」を手掛けた風間太樹監督。本作で映画初主演を飾った川西が清澄役、風間監督と「silent」に続き2回目のタッグを組む桜田が潮役を担う。さらに、清澄と潮と出会うことで自分の人生を見つめ直す航太郎役で井之脇海、清澄と共に音楽を奏でることになるベーシストの陸役で柳俊太郎が共演する。「music concept design」として、藤井風やiri、adieu(上白石萌歌)らのプロデュースを務めるYaffleが参加し、劇中で流れる清澄が作る楽曲をすべて手掛ける。
特報は、清澄と潮それぞれにスポットを当てた2種。<Type:清澄>では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい」と、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」という言葉通り、潮が窓ガラスを割って入り込むシーンが描かれる。
<Type:潮>では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、清澄の奏でる音楽に出会い、心が突き動かされる様子が映し出される。清澄と潮、そして航太郎や陸との出会いが連鎖し、2人の世界が180度変わりはじめる。風間監督ならではのエモーショナルで切ない質感の映像が垣間見え、本編への期待を煽る。
「バジーノイズ」は5月公開。
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
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