山田涼介&浜辺美波の静かな恋物語「サイレントラブ」 透明感溢れる場面写真、メイキング写真公開
2024年1月14日 17:00
本作は、「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本を手掛けたラブストーリー。音楽は、「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリ作品をはじめ数多くの映画音楽を手掛けてきた久石譲が担当した。主題歌は「Mrs. GREEN APPLE」が本作のために書き下ろした「ナハトムジーク」。
(C) 2024「サイレントラブ」製作委員会ある出来事をきっかけに声を捨て、毎日をただ生きているだけの蒼(山田)。ある日、不慮の事故で視力を失い絶望の中でもがく音大生・美夏(浜辺)と出会う。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべての危険から守ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、運命の濁流がふたりを飲み込んでいく。
内田監督は、本作に続き、2月にはマッチングアプリを題材に、”出会い”の裏の恐怖を描いたサスペンス・スリラー映画「マッチング」の公開も控えている。そんな内田監督にとって初の純愛ラブストーリー映画となる本作は「何年も前からずっと、言葉が氾濫する時代に、極端までにセリフのない映画を作りたいと考えていました」と明かす。
(C) 2024「サイレントラブ」製作委員会美夏(浜辺)はピアニスト志望という設定だが、世界でいちばん静かなラブストーリーにピアノというエッセンスを加えた理由を「言葉の少ない世界に音楽をあてはめたいと考え、いろいろ迷った結果、音のない世界に最も馴染むのはピアノではないかと思いました。怒りや優しさなど人間の感情に近い部分を奏でる楽器だというイメージもありましたね」と、監督は劇中でも重要なキーワードとなるピアノと本作の親和性を振り返る。
また「現代の映画ではあるけれど、通信ツールが何もなかった時代のノスタルジックな部分を再現したいという気持ちもありました。それも見どころだと自分では思っています。あの時代がよかった、今の時代が悪いと言うつもりは全くないのですが、気持ちの直接的なやり取りというのが、いかに純真かということを描くことができました。相手の気持ちを感じることの美しさ、まさに純愛を山田さんと浜辺さんが見事に表現してくれたと思います」と、スマートフォンやSNSで誰とでもすぐに繋がれる今の時代だからこそ、人と心から繋がろうとする美しさを表現する映画だと語る。
このほど公開された場面写真は、蒼と美夏が美しい湖畔で静かに腰掛ける様子や美夏が講堂でひっそりとピアノを演奏する姿の2点。そして、撮影の様子を切り取ったメイキング写真では、静かで澄んだ空気と、静寂の中で蒼と美夏が静かに思いを紡いでいく様子が伝わる。「サイレントラブ」は、2024年1月26日に全国公開。
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