デビュー40周年の吉川晃司、「映画ドラえもん」最新作で声優初挑戦! 石丸幹二もシリーズ初参戦
2024年1月12日 05:00

吉川晃司と石丸幹二が、「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」のゲスト声優を務めていることがわかった。吉川はデビュー40周年にして声優に初挑戦し、石丸は「映画ドラえもん」シリーズに初参加。日本の音楽界を代表するふたりが、シリーズ初となる音楽をテーマにした物語を盛り上げる。
映画シリーズ第43弾となる本作は、藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品。地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、音楽を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生む、壮大な大冒険が繰り広げられる。芳根京子が、海外で音楽活動をしている歌姫ミーナの声を務め、お笑いコンビ「かが屋」がさまざまな役を演じ分ける。さらに、Vaundyがアニメ映画の主題歌を初めて書き下ろし。シリーズ史上最高となる興行収入53億7000万円を記録した「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の今井一暁が監督、テレビアニメ版を数多く手がける内海照子が脚本を担当した。

のび太は、学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしていた。のび太の前に現れた不思議な少女・ミッカは、のび太の吹くのんびりのんきな「の」の音を気に入り、音楽がエネルギーになる惑星で作られた「音楽(ファーレ)の殿堂」に招待する。ミッカはこの殿堂を救うため、一緒に演奏する音楽の達人“ヴィルトゥオーゾ”を探していた。ひみつ道具「音楽家ライセンス」を使って楽器を選び、ミッカと演奏することで、少しずつ殿堂を復活させていくドラえもんたち。しかし、世界から音楽を消す不気味な生命体が迫り、音楽の未来と地球に危機が訪れる。

新たに参加が発表された吉川は、ドラえもんたちが訪れる「音楽の殿堂」の総支配人で、惑星ムシーカの音楽家ロボットたちのリーダーであるマエストロヴェントー役。初のアフレコについて、「とても緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました」と振り返る。「お話をいただいた時はとても驚きました。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは嬉しかったです」と、胸中を明かした。

日本のミュージカル界を先導してきた石丸は、指揮棒を振りながら歌うように話す、惑星ムシーカの音楽家ロボット・ワークナー役を務める。シリーズ初参加を果たした石丸は、「ドラえもんの世界は子どもの頃からの憧れだったので、そこに自分が声で参加できることは夢のようです」と、感慨深げ。ワークナーを演じるにあたり、「作曲家・ワーグナーの存在を思い浮かべていました。そこで、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思い、監督も、やってみましょう、と。アフレコはとても楽しく、気づいたら大声で歌っていましたね(笑)」と、役づくりとアフレコを述懐した。
「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」は、3月1日に全国東宝系で公開。吉川と石丸のコメントは、以下の通り。

お話をいただいた時はとても驚きました。初めてのアニメーションのアフレコは緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました。演じたマエストロヴェントーは旋律をつかさどる音楽家ロボット。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは嬉しかったです。劇場まで見に行こうと思っているのですが、初声優なので自分が出演したこれまでの作品以上に緊張しています(笑)。この作品は音楽の大切さを改めて感じることができ、感動的な大作に仕上がっていると思いますので、みなさん是非見てください。乞うご期待です。お楽しみに。

ドラえもんの世界は子どもの頃からの憧れでした。だから、声で参加できるとは夢のようです。今回、ワークナーという役をいただきました。僕は音楽をやっているので、作曲家・ワーグナーの存在をすぐに思い浮かべました。で、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思ったのですが……、監督も、やってみましょう、と。アフレコの時間はとても楽しく、気付いたら大声で歌っていましたね(笑)。
こんなふうに台詞を発する経験は初めてです。僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がったのではないかな。きっとお客さんも楽しんでくれると思います。
心が温かくなって、音楽が大好きになる作品です。是非劇場でご覧になってください。
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