「プラダを着た悪魔」鬼編集長はメリル・ストリープではなかったかも? プロデューサーによる裏話
2023年12月29日 14:00

2006年の名作映画「プラダを着た悪魔」で、一流ファッション誌の鬼編集長ミランダを怪演してアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープ。まさにハマリ役で、彼女以外が演じている姿は想像もつかないが、製作当時、ストリープの起用を疑問視する声があったという。
同作のプロデューサーを務めたウェンディ・フィネルマンが、ポッドキャスト「Hollywood Gold」で裏話を披露。ストリープの起用について、「何を考えているんだ? 彼女が面白かったことなんて、人生の内で1日たりともない」と反対する電話を受け取ったことを明かした。
「ディア・ハンター」「ソフィーの選択」「愛と哀しみの果て」といったドラマ作品で名声を確立したストリープを、「プラダを着た悪魔」のような軽いコメディタッチの作品に起用するのは、フィネルマンにとって「予想の付かない楽しみのひとつ」だったよう。
フィネルマンはブラックコメディ映画「永遠に美しく…」を引き合いに出し、「彼女は面白いし、彼らは間違っていた」とコメント。「それでも、彼女にとって全く新しい世界だった」と振り返った。
ストリープは、仕事に厳しく、アン・ハサウェイ演じる主人公に無理難題を次々と言いつける、悪魔のような上司を熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル)に輝いた。

「プラダを着た悪魔」
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