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ジョージ・クルーニー、故マシュー・ペリーさんに思い馳せる「実はとても親しかった」「彼に何が起きているか分からなかった」

2023年12月24日 18:00

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ジョージ・クルーニー(左)とマシュー・ペリーさん
ジョージ・クルーニー(左)とマシュー・ペリーさん
Photo by Neil P. Mockford/Getty Images Photo by Phillip Faraone/Getty Images for GQ

主演・監督・製作を手がけた最新作「ザ・ボーイズ・イン・ザ・ボート(原題)」の公開を控えるジョージ・クルーニーが、米Deadlineのロングインタビューを受けている。なかでも注目は、先日56歳で他界したマシュー・ペリーさんとの思い出話だ。

実はクルーニーの出世作である「ER 緊急救命室」とペリーさんの「フレンズ」はいずれも1994年秋に全米放送を開始。同じ放送局で、製作会社も同じだったことから交友があったという。

ペリーさんを「とてつもなくファニーな若者だった」と回顧するクルーニーは、「実はとても親しかった」と告白。

「1994年のニューヨークのアップフロント(広告枠販売のためのラインナップ発表会)にも一緒に出席した。彼は言っていた。『シチュエーションコメディに出たい。レギュラーのシチュエーションコメディに出演することができたら、世界でもっとも幸せな男になるだろう』と。そして、彼はおそらく史上最高のシチュエーションコメディへの出演を果たした。でも、彼は幸せにならなかった。あの仕事は彼に喜びも幸せも平穏ももたらさなかった。ぼくらはワーナー・ブラザースのスタジオにいて、隣同士。その様子を見るのはとても辛かった。彼に何が起きているの分からなかった。ただ、彼が不幸せであることはわかった。彼があとで告白するように1日にオピオイド鎮痛剤を12錠も服用しているなんて知らなかった」

ペリーさんは10月28日に死去。死因は麻酔薬ケタミンの急性作用だったと発表されている。

ペリーさんの死について、「成功とかお金とか、そういうものが自動的に幸せをもたらしてくれるわけではないということも教えてくれる」とクルーニーは続ける。

「自分自身と自分の人生に満足しなければならないんだ」

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