「ホーム・アローン」主人公一家はどれくらい裕福? シカゴ連銀エコノミストが試算
2023年12月23日 14:30

1990年に製作されたホリデー映画の名作「ホーム・アローン」にまつわる疑問に、米シカゴ連邦準備銀行のエコノミストが答えを出した。その疑問とは、主人公ケヴィン・マッカリスターの家族は一体どれくらい裕福なのか?
「ホーム・アローン」は、クリスマスにひとり家に置いてきぼりにされた少年ケヴィンが、押し込み強盗2人組からあの手この手で我が家を守ろうと奮闘するファミリーコメディ。
米ニューヨーク・タイムズ紙は、ファンが長らく思いを巡らせてきた、主人公一家の裕福さに関する疑問を解決するために、シカゴ連銀のエコノミストや映画関係者に取材を敢行。シカゴ連銀のエコノミスト3人が、1990年と2022年のシカゴ都市統計地域の世帯収入、家の資産価値、当時の一般的な住宅ローン金利、一般的な税金と保険などのデータを調査した結果、「1990年当時、この家はシカゴの世帯収入の上位1パーセントにしか手の届かない価格だった」ことがわかった。
映画の舞台となった、シカゴ郊外の裕福なイリノイ州ウィネトカに実在する家を購入するためには、1990年当時に少なくとも年収30万5000ドルは必要だったはずだとしている。この金額を2022年の物価に換算すると約66万5000ドル。現在の日本円に換算すると約9500万円におよぶ。同紙は、泥棒のハリーとマーヴが、強盗に入る家としてマッカリスター邸を特別に狙ったのも頷けると論じている。
ちなみに、映画の中で主人公ケヴィンの両親の職業は明かされていない。オリジナル映画と続編映画2作の公式ノベライズを執筆したトッド・ストラッサーは、映画のプロデューサーから両親の職業について指示を受けなかったため、母親をファッションデザイナー、父親をビジネスマンにしたという。なお、ストラッサーはマッカリスター一家が中流階級以上 でも、超お金持ちではないと考えていたようだ。

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