川西拓実×桜田ひより「バジーノイズ」初映像披露&井之脇海・柳俊太郎が出演決定 「silent」の風間太樹監督が人気コミックを映画化
2023年12月18日 18:00

グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実と俳優の桜田ひよりが共演し、人気コミックを映画化する「バジーノイズ」に、井之脇海と柳俊太郎が出演することがわかった。あわせて公開が2024年5月に決定し、初映像となるmovie spoilerが2種披露された。
原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で20年まで連載されていたDTM(デスクトップミュージック)を題材にした同名コミック(全5巻)。むつき潤氏の長編デビュー作で、連載開始直後から登場人物のリアルな心理描写や、誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現、タイムリーなテーマ性でSNSを中心に注目を集め、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。
マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄。人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていた彼に、上の部屋に住む女性・潮が挨拶を交わしてきた。その日、失恋をしたと言う彼女は、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明ける。やがて潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。
メガホンをとったのは、人気ドラマ「silent」を手掛けた風間太樹監督。本作で映画初主演を飾った川西が清澄役、風間監督と「silent」に続き2回目のタッグを組む桜田が潮役を演じた。
井之脇が扮するのは、レコード会社に勤務しながらも、くすぶった気持ちを抱えている航太郎役。清澄と潮と出会い、自分の人生を見つめ直していく。井之脇は「現場では、川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました」と語り、「言葉や視線を交わさずとも、清澄の音楽に揺られているだけで、相手の心がビシビシ伝わってくる。『あぁ、音楽の力ってすごい』と改めて感じました」とコメントを寄せた。
一方、柳は清澄の音楽に衝撃を受け、共に音楽を奏でることになるベーシストの陸役で共演。「陸はベーシストということで、まず演じる上で演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました」と明かした。
公開された映像は、清澄と潮それぞれを映したもの。<Type:清澄>では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい。」というテロップとともに、1人音楽を奏でる清澄が映し出される。しかし、そんな1人だけの世界にノイズが流れ込み、ラストは「ひとりでよかったのに」と海を見つめる清澄の切ない姿が描かれる。
<Type:潮>では、「好きなものもやりたいことも、何もない。ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」と生きづらさを振り切るかのように走る潮がとらえられ、「やっと、見つけた」という言葉とともに清澄と同じ海にたどり着く。風間監督ならではのエモーショナルな映像と、本作の見どころの1つである音楽が垣間見える仕上がりとなっている。
井之脇と柳のコメント全文は以下の通り。
(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
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