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リドリー・スコット監督、ハリウッド版「メイドインアビス」脚本家とタッグ

2023年12月18日 16:00

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人質交渉人のスリリングな一夜を描くアクションスリラー
人質交渉人のスリリングな一夜を描くアクションスリラー
Photo by Gareth Cattermole/Getty Images

米20世紀スタジオが、リドリー・スコット監督がメガホンをとるアクションスリラー映画「ボム(原題)」を獲得した。米Deadlineが第一報を報じた。

同作は、「ロー・タイド」のケビン・マクマリン監督による短編小説「BOMB」の映画化。マクマリンは、つくしあきひと氏が手がける人気漫画「メイドインアビス」のハリウッド実写映画化で脚本を担当する人物だ。マクマリン自身が脚本を手掛け、若手スターを起用したシリーズ化が期待されている。

ストーリーは、結婚式を翌日に控えた人質交渉人のフランキーが、工事現場にあった第二次世界大戦時の不発弾の上に立つ立てこもり犯に指名され、過去に因縁のある爆弾魔を阻止するために一夜の戦いに挑むというもの。Deadlineによれば、「狼たちの午後」や「スピード」のようなストーリーラインだという。

製作会社スコット・フリーのサム・ロストンとレベッカ・フォイヤーが企画を持ち込み、プロデュースも務める。アップル、ネットフリックス、ソニー、ワーナー・ブラザースを含む10社による激しい争奪戦の結果、スコット・フリーとマクマリンとの関係により20世紀スタジオが勝利した。

マクマリン監督の「ロー・タイド」(A24)は、犯罪に手を染め、やがて追い詰められていく少年たちの、苦い後味を残す青春を描いたドラマ。12月22日全国公開。

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