「クワイエット・プレイス」の次は“謎のもふもふ” 「ブルー AND THE SECRET FRIENDS」予告編完成!
2023年12月15日 13:00
「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキー監督の最新作「ブルー AND THE SECRET FRIENDS(仮題)」が、2024年に日本で公開されることが決まり、あわせて海外版ティザーポスターと予告編が初披露された。
音を出してはいけない世界で暮らす家族を描いた、シチュエーションスリラーの傑作を手がけたクラシンスキー監督が最新作で選んだ題材は、「イフ」と呼ばれる“想像力豊かな子どもにしか見えない不思議な存在”(イマジナリー・フレンド)。子どもの頃は本当に存在しているように感じていたが、大人になっていつの間にか忘れてしまった空想の友だちが、もしも今でもそばで見守ってくれているとしたら……。
今作の中心キャラクターは、パープルブルーで大きなもふもふの“ブルー”。ブルーが友だちだった子どもは大人になり、彼のことを忘れてしまい、もうすぐ存在が消えてしまう運命にある。そんなブルーが出会ったのは、彼の存在が見えるビー(ケイリー・フレミング)。大人だけどブルーが見えるビーの隣人(ライアン・レイノルズ)の助けを借りながら、消えゆく「イフ」たちを助けるための冒険に出る。
クラシンスキー監督にとって7年越しの企画となった今作には、レイノルズをはじめ豪華な面々が結集。ブルーの声を務めたスティーブ・カレルのほか、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェルが、イフたちの声を担当。さらに、超大物キャストの声優参加も噂されているという。
初披露となった予告映像は、ブルーと自分のことが見える少女ビーの出会いから始まる。喜び過ぎて暴走気味のブルーは熱心に自分のことを話すが、ビーからは“謎のもふもふ”扱いされてしまう。ブルーと仲間たちは、このまま消えてしまわぬように、ビーに新しい友だちになってくれる子ども候補を探して欲しいと願い出る。
一生懸命だけどいつも空回り気味で、不憫だけどかわいいブルーの活躍から目を離せそうにない。そして、蝶々の女の子やピンクのワニ、タコを頭にかぶった猫キャラなど、子どもの想像力の数だけ存在する、ユニークでキュートなキャラクターたちが登場する世界観は、レイノルズが「ピクサー作品の実写版のような映画を目指した」と語るように、これまでに見たことのない独創的な世界が広がっている。
なお、タイトルの「AND THE SECRET FRIENDS」の部分に関しては、後日邦題が発表されるという。
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