クリスチャン・ベール×ブラッドリー・クーパー、実録スパイスリラーで共演か
2023年12月14日 13:00

クリスチャン・ベールとブラッドリー・クーパーが、アトラス・エンタテインメントの新作映画「ベスト・オブ・エネミーズ(原題)」での共演にむけて交渉中であることがわかった。米バラエティが報じた。
「ベスト・オブ・エネミーズ(原題)」は、2018年に出版されたエリック・デゼンホールとガス・ルッソが著した実録書「Best of Enemies: The Last Great Spy Story of the Cold War」の映画化。冷戦の末期にアメリカのCIA諜報員とソ連のKGB諜報員が絆を深め、2人は互いに国を裏切るよう説得しあうというストーリーだ。
ベールとクーパーの共演は、2013年のデビッド・O・ラッセル監督作「アメリカン・ハッスル」以来。同作のプロデュースを手掛けたチャールズ・ローベンがメガホンをとり、脚本家も同じく「アメリカン・ハッスル」のエリック・ウォーレン・シンガーが担当するアトラス・エンターテインメントのマディソン・ワイレターとライアン・サナックが製作を務める。
米バラエティによれば、すでにハリウッドの複数のスタジオと配給会社が本作に注目しており、まもなく獲得のための入札合戦が始まる模様。クーパーは、製作・共同脚本・監督・主演作「マエストロ その音楽と愛と」を賞レースでプロモーション中。ベールの最近の出演作には、Netflixの「ほの蒼き瞳」がある。監督のローベンは、「オッペンハイマー」のプロデューサーとしてオスカー候補入りを狙っている。
関連ニュース





