「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版、伝説の冒頭シーンが公開! オダギリジョー、津田健次郎らがコメント
2023年12月14日 12:00

クエンティン・タランティーノの監督第1作「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版の本編冒頭シーンと、キャラクタービジュアルが披露された。あわせて、オダギリジョー、津田健次郎ら著名人からのコメントも公開された。
本作は、1992年サンダンス映画祭で初めて上映され、過去に類を見ない斬新な構成と過激なバイオレンス描写で絶賛されたクライムドラマ。日本での劇場公開は、30年ぶりとなる。
映像は、本編映像の冒頭3分間を切り取ったもの。LAにあるダイナーの円卓に集った6人の犯罪プロフェッショナル。メンバーはベテランのMr.ホワイト、出所したばかりのサイコ男・Mr.ブロンド、肝の座った泥棒・Mr.オレンジ、独特な信念を持ったMr.ピンク、無口なMr.ブルーに饒舌なMr.ブラウン。白シャツに黒のスーツ、ネクタイ、サングラス姿の男たちは、本名ではなくブラウンやオレンジといった色の名前で呼び合う。
(C)1991 Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
(C)1991 Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.只ならぬ雰囲気の中、彼らが口にするのは銀行強盗計画ではなく、マドンナの名曲「Like a Virgin」に関する各々の解釈論。「歌全部が巨根の暗示だ」と言い張るMr.ブラウンに対して、「いや、違う。傷つきやすい女の歌だ」と反論するMr.ブロンド。約7分間に渡り、不毛な会話シーンが展開される。
本筋には一切関係のないこの冒頭シーンは、公開当時、大胆かつ斬新な演出として話題を呼んだ。タランティーノのトレードマークといえば、長回しの会話劇に対して突如始まる凄まじいアクション&バイオレンスシーンの緩急だが、デビュー作にして完成されたオリジナリティを見ることができる。マドンナはタランティーノに「あの歌は巨根の話ではなく、純粋な愛の歌よ」というメッセージを書いたアルバムを贈ったと言われている(Independennt 2022 Oc 7thの記事より)。
「レザボア・ドッグス」デジタルリマスター版は、2024年1月5日より新宿ピカデリーほかで全国公開。各著名人からのコメント全文は以下の通り。
今はただ、これをスクリーンで観られる幸せを喜ぶだけ。
映画に出てくる男と言えば、暴力と破滅!今の人が見てもは全くわけがわからん固有名詞ネタ会話劇も、逆にキャラクターの刹那性を高めてますね!ぜひ劇場で見てください!
(C)1991 Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
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