【不気味な組体操】腹部が不自然に膨らんだ祖母を、家族全員が血を流し必死に支える… R15ホラー「みなに幸あれ」新場面写真
2023年12月7日 10:00

古川琴音がホラー映画初主演を飾り、清水崇が総合プロデュースを手がける「みなに幸あれ」の新場面写真がお披露目。“幸せ”に翻ろうされる人々の異様な姿が切り取られている。
本作の根底には、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というテーマが流れている。ある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていくさまを描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる」という得体の知れない恐怖と対峙していく。
(C)2023「みなに幸あれ」製作委員会看護学生の“孫”(古川)は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会を果たし、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には“何か”がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような、根源的な恐怖が迫ってくる。
(C)2023「みなに幸あれ」製作委員会
(C)2023「みなに幸あれ」製作委員会場面写真には、孫が祖父母の家の2階の部屋を気にしている様子を活写。さらに、幼なじみ(松大航也)とともに裸の男を担ぎ、緊迫感を漂わせるシーンと、何かを見て怯えるように肩をすくめる姿も切り取られている。さらには腹部が不自然に膨らんだ祖母を、血を流しながら家族全員で必死に支える、組体操のようなカットも。燃え上がる炎を前に、母に肩を支えられながらも、悲しみと絶望で表情が歪む主人公と、その様子を平然と見つめる父という、意味深なシーンも確認できる。
(C)2023「みなに幸あれ」製作委員会監督を務めるのは、2021年にKADOKAWAが開催した、日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」で、同名タイトルの短編映画が大賞を受賞した下津優太。下津は本作で商業映画監督デビューを果たし、誰も見たことのない斬新な恐怖の世界の創出に挑んでいる。
先日、予告編が披露されると、SNSでは「何か、心の準備がいりそう」「トラウマになる予告」「めちゃくちゃキモくて最高」「新たな傑作誕生の予感しかしない」など、ホラーファンからの期待の声が続々と寄せられた。
「みなに幸あれ」は、24年1月19日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。R15+指定。
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