フィン・ウルフハードの歌唱シーン公開 ジェシー・アイゼンバーグの初監督作「僕らの世界が交わるまで」本編映像
2023年12月7日 13:00

ジェシー・アイゼンバーグが初監督を務めた「僕らの世界が交わるまで」の本編映像の一部(https://youtu.be/s5qCZqQE7t4 )が披露された。フィン・ウルフハード(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「ゴーストバスターズ アフターライフ」)演じるジギーの歌唱シーンを収めている。
本作は、「ソーシャル・ネットワーク」(10)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた経歴を持つアイゼンバーグの初長編監督作品。製作は、「ラ・ラ・ランド」(16)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したエマ・ストーンが、夫であるデイブ・マッカリーと共に設立した映画/TV制作会社「フルート・ツリー」。映画ファンから絶大な人気を誇り、オスカー常連となっている映画会社「A24」も製作・北米配給を手掛けている。
DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エブリン(ジュリアン・ムーア)と、ネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー(ウルフハード)。社会奉仕に身を捧げる母と自分のフォロワーのことで頭がいっぱいのZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えず、すれ違ってばかり。そんな2人だったが、各々がないものねだりの相手にひかれて空回りするという、親子でそっくりなところもあり、そのことからそれぞれが少しずつ変化していく。
本編映像には、ジギーがSNSで配信ライブをしている様子が映っている。本シーンを含め、ジギーが歌う曲はアイゼンバーグと作曲家のエミール・モッセリが製作したオリジナル。ジギーが作曲したかのような音楽にすることを重視していたそうで、アイゼンバーグ監督は「ジギーが拾い集めてきた安物の楽器で演奏したかのような楽曲というコンセプトを元に、エミールが作曲してくれた。スコアに使用されたメインの楽器は、おそらくは1990年代初頭の12インチのカシオのキーボードで、自分のことにかまってくれない母親の気に触るようなものを作っている感じの楽曲になっている。ジギーが自分の寝室で不快な手作り音を鳴り響かせて、母親の気を引こうとしているかのような感じを出している。カシオのキーボードで『助けて』と叫んでいるんだ」と解説。
そんなジギーの心の叫びともいえる楽曲の数々に、ウルフハードが歌声を乗せた。楽曲製作にも携わったウルフハードは、楽曲がジギーという人間を如実に物語っていると話す。
「本当のジギーの姿は、音楽を通してしか見えてこない。それは興味深いことだね。さらに、ジギーは才能があるけれども、まだ子どもで、何を言いたいのか、どんなスタイルでやりたいのかを模索しているところだから、曲の半数は大して良くないし、すばらしいのは数曲だけのところが面白いと思った。僕が普段やっている音楽とはかなり違うけど、ジギーは生真面目といえるぐらいに真面目で、音楽を通して感情をさらけ出しているので、そこには何か美しいものがあるんだ」
「僕らの世界が交わるまで」は、2024年1月19日から公開。
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