J・アイゼンバーグが明かす仕事の流儀　「ハミングバード・プロジェクト」インタビュー映像

(C)2018 Earthlings Productions Inc./Belga Productions

［映画.com ニュース］株取引でばく大な利益を得るため奔走した人々の実話を描く「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」に主演するジェシー・アイゼンバーグのインタビュー映像を、映画.comが入手した。

本作は、株式の高頻度取引（ミリ秒単位の高速で株の売買を行うシステム）に絶対的勝利をもたらすため、カンザス州からニューヨークまでの約1600キロを一直線のネットワークでつなぎ、0.001秒の時間短縮を目指した男たちを描く。

アイゼンバーグが演じたのは、命を懸けてまで仕事に尽くす熱くて危険な男・ヴィンセント。インタビュー映像では、「彼の目標は、情報をいち速く手に入れるためアパラチア山脈を掘削すること。親しみの持てる人間らしい優しさと、強欲でやけくそになる性格を持ち合わせている」と役柄を紹介する。

演じる際は「自分や監督の想像力を演技に生かすのが好きなんだ」と明かし、「監督からは、何か衝動を感じたらその衝動の10倍で演じてみほしいと言われた。今日はヘリコプターに向かって叫び続け声が出なくなったけれど、どこか精神的な浄化を感じた。それこそ演技が好きな理由だよ。本当に疲れるけれど、最高なんだ」と誇らしげに語る。

そのほか、映像内にはカナダのケベック州で行った撮影の模様も収められている。アメリカ金融界の中心であるニューヨークと、プロジェクトの出発点となる大自然に囲まれた地・カンザスという対比を表現するうえで、モントリオールのスタジオから１時間程度で到着できる立地の良さと美しい風景を兼ね備えたこの地が選ばれた。

「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」は9月27日から全国公開。