菅田将暉、竹内涼真に捧げる主題歌を書き下ろし 「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」で再タッグ
2023年12月5日 05:00
竹内涼真が主演する「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」の主題歌が、菅田将暉の「谺(こだま)する」に決定。あわせて、同楽曲を使用した新予告編(https://youtu.be/q5KhQW46sIs)もお披露目された。
噛まれたら化け物になる謎の感染症「ゴーレムウイルス」によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描く「君と世界が終わる日に」は、2021年1月に日本テレビ系でSeason1の放送がスタート。地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては初となる本格ゾンビ作品として注目を集めた。その後、Season2~4はHuluで独占配信。劇場版では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内)の最後にして最大の戦いが描かれる。高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央、吉田鋼太郎、須賀健太らが共演する。
菅田は、Season1の主題歌「星を仰ぐ」を担当。過去に共演経験があり、プライベートでも交友のある竹内と菅田が、主演と主題歌アーティストとして初タッグを組み、話題を呼んだ。そして、放送終了から3年の月日を経て、劇場版での再タッグが実現。主題歌「谺する」は、「これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい」という製作陣の依頼を受け、菅田が「製作スタッフの思いをそのまま表現したい」という気持ちで書き下ろした。
「星を仰ぐ」は、世界が一変したとき、大切な人に向ける思いを歌い上げたバラード曲だったが、「谺する」はがらりと印象を変え、ダイナミックなギター音がメインのアップテンポな楽曲。力強いメロディのなかに響く低音のサウンドが、愛する恋人・来美(中条あやみ)を失い絶望の淵をさまよい続けるも、最後の希望である娘のミライを探し突き進む響の生き様を表現するかのような、まさに“響に捧げる主題歌”に仕上がった。
楽曲のプロデュースにも関わった菅田は、「(響の)“果てしない愛情”に対し、その思いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ」と熱いメッセージを託した。同楽曲を聞いた竹内は、「菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聞いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と心情を吐露した。
予告編では、響と来美が「10年後、家族ができたりして……」と将来を語り合うシーンから一転、ふたりの幸せが奪われていくさまを活写。ウィルスによる世界崩壊で、滅亡の一途をたどることになった人類。大切な仲間も最も愛する人も失い、さらにはワクチンの研究材料として最愛の娘・ミライも奪われた響は、最後の戦いへ挑む決意を固める。人類の未来か、娘の命か――究極の選択を強いられながらも、それぞれの思いを胸に抱えながら、シリーズ史上最大の敵に立ち向かう。「生きろ。」という響の力強い言葉と重なるように、「谺する」が流れ出し、キャラクターがそれぞれの“愛”を守ろうとする姿が映し出される。
あわせて映画の公開を記念し、Season1~Season4を一気見できる、年末の地上波ダイジェスト放送(※関東ローカル)が決定した。放送スケジュールは、以下の通り。
・第2夜(Season2) 12月24日深夜26:15~27:15
・第3夜(Season3) 12月25日深夜26:29~27:29
・第4夜(Season4&映画情報) 12月26日深夜25:59~26:59
「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」は、24年1月26日に全国公開。竹内、菅田、鈴木亜希乃プロデューサーのコメント(全文)は、以下の通り。
どうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響"。
そのバイタリティの根源にある"果てしない愛情"に対し、その思いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。
どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。
劇場版「君と世界が終わる日に」クランクイン前、約4年続けてきた間宮響という役が一つ終わりを迎える事でいろいろ考える事がたくさんありました。孤独、喜び、期待、不安など、挙げきれないほどの感情が湧き上がって、そんな中、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が、纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。
そしてクランクアップをして完成した曲を聞いた時、この「谺する」という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これから、この「谺する」という曲が映画とどうシンクロしていくのか楽しみで仕方がありません。どうか沢山の方に届きますように。
Season1から劇場版まで、響には本当に辛い出来事を課してきました。この過酷な世界で生きていくとはどういうことなのか、響という存在を通して皆さんに問いかけたかったからです。しかしシーズンを増すごとに、より辛いことが重なり……劇場版の大枠のストーリーが出来上がった後、菅原監督と共に、「無性に響に『おつかれさま』って言いたいね」という話をしました。響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。
きみセカの世界を深く理解し、それを音楽に落とし込んでくれる方。“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です。是非、劇場でお聴きいただければ幸いです。
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