マシュー・ボーン監督による新たなスパイ映画「ARGYLLE アーガイル」24年公開 “ボーン節”が光る予告編披露
2023年12月1日 08:00
「キック・アス」「キングスマン」シリーズを手掛けたマシュー・ボーン監督の最新作「ARGYLLE アーガイル」(原題:「Argylle」)が、2024年に全国公開されることが決定し、予告編が披露された。
独特の世界観と演出が人気を集めるボーン監督の最新作は、痛快でスタイリッシュなスパイ・アクション。ヘンリー・カビル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナといったハリウッドスターに加えて、「キングスマン」で悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソン、そしてグラミー賞を受賞したシンガーソングライターのデュア・リパが出演する。
レオナルド・ディカプリオが主演した「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を手掛けたApple Original Filmsと、ボーン監督率いる製作会社MARV(マーヴ・スタジオ)が手を組み、脚本は「ワンダーウーマン」の原案を手掛けたジェイソン・フックスが担当した。
映像は、ゴールド色のドレスを纏った女性(リパ)とのゴージャスなダンスシーンから始まる。突如敵に取り囲まれながらも、仲間の見事なアシストで窮地を脱したエージェント・アーガイル(カビル)。オープニングからオシャレでスピーディーな世界観が展開するが、実は冒頭のシーンは人気作家エリー・コンウェイ(ハワード)が執筆中のスパイ小説「アーガイル」の一節だったことが判明する。
派手なフィクションの世界とは対照的に、愛猫アルフィーと過ごす生活に幸せを感じていたエリーだが、小説「アーガイル」の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていることが発覚し、事態が一変する。列車に乗りあわせた猫アレルギーのスパイのエイデン(ロックウェル)と同行することになったエリー、そして猫のアルフィーは、敵の一歩先を行くために世界中を駆け巡る。映像にはスピーディーでエッジの効いたアクションや、カラフルスモーク、奇天烈な活躍をしそうな猫などボーン節が随所に光り、本編への期待をあおる。
「ARGYLLE アーガイル」は24年全国公開。北米公開は24年2月2日を予定している。