「マッドマックス フュリオサ」2024年公開決定! 全世界待望のUS版予告&衝撃のビジュアル披露
2023年12月1日 12:00

「マッドマックス」サーガ創始者であるジョージ・ミラー監督の新作「FURIOSA: A MAD MAX SAGA(原題)」が、「マッドマックス フュリオサ」の邦題で、2024年に公開されることが決定。全世界待望のUS版予告と、ブラジルコミコンで解禁された衝撃のビジュアルが披露された。
2015年に公開され、そのリアルで圧巻のノンストップ・カーアクションが話題となった「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。石油も、そして水も尽きかけた世界。愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ)と、資源を独占しー恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の自由への逃走劇を描き、辛口批評サイトのロッテントマトでは脅威の97%フレッシュを獲得。第88回米アカデミー賞では、アクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネートされ、6部門を受賞した。
日本でも2度のリバイバル上映など長期間にわたり劇場公開され、車に積むV8(エイト)エンジンの“V8”を神に見立てポーズをとるファンダムや8回映画を観ることを“V8”と言うハッシュタグが流行るなど、多くの熱狂的なファンを生み出し社会現象となった。その中でもとりわけ称賛されたのが、自らバズカットを提案したシャーリーズ・セロン演じるフュリオサ。クールで謎めいた姿の裏で、生きるために爆発する極限状態の本能は、観るものを異常なまでに興奮させ“映画の真の主役”と評された。

本作は、そんなフュリオサの新たな物語が明かされる作品。セロンからフュリオサを引き継いだのは「クイーンズ・ギャンビット」や「ラストナイト・イン・ソーホー」のアニヤ・テイラー=ジョイ。「アベンジャーズ」シリーズで日本でも人気を誇るクリス・ヘムズワースが共演している。
舞台は、世界の崩壊から45年後の世界。家族から引き離された若きフュリオサ(テイラー=ジョイ)の、人生を懸けて故郷へと帰ろうとする“修羅の道”が描かれる。彼女はウォーロード・ディメンタス将軍(ヘムズワース)率いるバイカーの大群の手に落ち、荒地で戦いに明け暮れる男たちと行動を共にしていくうちに、城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわすのだった。
数々のアクションシーンには、イモータン・ジョーに馴染みの改造車や彼を神のように崇拝する私設軍隊のウォーボーイズが映し出され、そして、ディメンタス将軍とイモータン・ジョーの水、緑、石油……土地の覇権を巡る争いから、フュリオサの数々の試練と故郷への道を探す姿が描かれていく。

激しさを増す追跡、炸裂するバトル――。「私はフュリオサ」と叫ぶフュリオサに「問題はお前が歴史に名を残せるのかだ」とディメンタス将軍が語りかける。今作に関して、ミラー監督は「『怒りのデス・ロード』は3日2晩の出来事でロードムービーでしたが、この映画は15年にわたるフュリオサの物語だ」と話しており、予告編の最後には、バズカット姿の成長したフュリオサが披露される。
ブラジルコミコンで解禁されたファーストルックのビジュアルは、黄金に輝くフュリオサを、名誉の戦死を遂げ魂が英雄の館に招かれたであろう屍たちが称えている。これぞ“マッドマックスの世界”。フュリオサの修羅の道を想起させる仕上がりとなっている。
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