ドウェイン・ジョンソン。米大統領選出馬を打診されていた

Photo by Amy Sussman/Getty Images

俳優のドウェイン・ジョンソンが、複数の政党からアメリカ大統領選への出馬を打診されたことを明かした。米Deadlineが報じた。

ジョンソンはトレバー・ノアのポッドキャスト「スポティファイ・ホワット・ナウ」に出演した際、2021年の世論調査でアメリカ人の46％が彼に投票するという結果が出たことについて、「面白い世論調査だった。本当に感動し、光栄に思う」とコメントした。

続けて、「2022年に当事者たちが訪ねてきて、出馬するのか、出馬できるのかと聞かれたんだ」と告白。「大変だったよ。しかも突然だった、次から次へとね」と明かした。

過去には、2017年の大統領選出馬の可能性を示唆していたり、21年の世論調査の発表後には出馬に前向きだと語ったりしたこともあるが、昨年、父親としての責任を理由に、最高権力者への出馬は今のところ考えていないとCBSモーニングに語った。今回のポッドキャストでは、政治家になることが目標だったことは一度もなく、「実のところ、政治には嫌いなことがたくさんある」と語った。

「自分を（家族の元から）連れ去るような職業に就くことがどんなことかよくわかる。だから、それが僕と当事者たちとの主な話し合いのひとつだったんだけど、彼らは最終的に、『ああ、でも、他の人たちはこうしてきたんだ！』という感じだった」と当時を振り返った。

政界からも引っ張りだこだったジョンソン。映画でも、クリス・エバンス共演「レッド・ワン（原題）」やNetflixの大ヒット作「レッド・ノーティス」続編、ディズニーアニメーション「モアナと伝説の海」の実写版「モアナ（原題）」等、話題作が続々と控えている。

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