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藤井道人監督×木村大作、47歳差のタッグ実現! 全編フィルム撮影の新作クランクイン

2023年11月7日 07:00

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新作でタッグを組む藤井道人監督(右)と木村大作キャメラマン
新作でタッグを組む藤井道人監督(右)と木村大作キャメラマン

余命10年」「新聞記者」で知られる藤井道人監督が、タイトル未定の最新作で日本映画界を代表する名キャメラマン・木村大作とタッグを組んでいることが明らかになった。藤井監督は「映画界のレジェンドから学び、盗みたい」と気合をみなぎらせ、一方の木村も「自分の想いを快く受け入れてくれて嬉しい。藤井監督に気に入られるようにやりたい(笑)」と意欲満々。映画は北陸の港町が舞台のヒューマンドラマで、既にクランクインしている。

藤井監督37歳、木村は84歳と、実に年齢差は47。若手随一の実力派である藤井監督が、監督・キャメラマンとして日本映画界を牽引し続けてきた“レジェンド”との仕事を熱望したことで実現に至ったという。映像にただならぬこだわりを持つ藤井監督が、息をのむ映像美で数々の名作を手がけ続けてきた木村を迎えて作品を撮ることは、昭和から令和、フィルムからデジタルといった“継承”の意味合いも強く、今作は全編フィルム撮影を行うという。

画像2

12月下旬まで行われる撮影は、海も風も凪いだ雲ひとつない青天の能登半島の漁村でクランクイン。漁港にレールを組み上げ、カメラの位置や動き、演技との連係やタイミングについて細かく話し合いながら調整を続けるふたり。ファインダーをのぞいた藤井監督が「なかなかしんどい体勢ですね」と気遣うと、木村が「苦しいところにこそ良いアングルがある」と“哲学”を惜しみなく伝える光景もみられた。

ふたりのほか、今後発表される予定のキャスト、スタッフともに新旧映画界の才能たちが結集する。続報から目を離すことが出来そうにない。

なお、藤井監督と木村のコメント全文は、以下の通り。

藤井道人監督
僕はずっとデジタルで育ってきて、その良さをわかって今まで映画を作ってきました。ただ、40歳が近づいてる今、ゼロからもう一回映画づくりを勉強したいという気持ちが芽生えてきました。「映画界のレジェンドである先輩方と仕事を出来る機会はあとどれくらいあるんだろう。先輩たちの技を学び、盗みたい」という想いから、ある方に相談をして「藤井くんと絶対に合うよ」と紹介いただいたのが木村大作さんです。
初日を迎えて、大作さんはとにかく元気ですね。自分も普段やっていることを半分にできているといいますか、スタッフの指示出し等々を大作さんがやってくれる分、監督として演出に集中できるので恵まれているな、ありがたいなと感じます。その反面、フィルム撮影のため監督生活10年で初めて「モニターがない」現場で、モニターに逃げられない状況がすごく勉強になっています。
1シーンだけフィルムカメラを回させていただきましたが、独特の音が鳴って重みがありますし、まさにその瞬間を刻んでいる気がしました。苦手な慣れない姿勢での撮影も経験して、大作さんはこれを50年もやってきたのかと凄さを改めて感じました。
木村大作キャメラマン
私は84歳で、人生の終末を歩いています。そういうときに37歳の藤井監督からお話をいただき、非常に嬉しく感じました。私に、若手の監督からのオファーなんて絶対来ないですから(笑)。そんな中でオファーをもらえて、ここまで約5カ月間を準備に費やしてきました。その期間に藤井監督に自分が思うことを色々と伝えましたが、そのすべてを快く受け入れてくれて嬉しかったです。
私にとって一番居心地がいい場所は、撮影現場です。本日撮影初日を迎えられ、全身で味わえて今は胸がいっぱいです。撮影はあと2カ月間ありますが、自分としては監督に気に入られるようにやりたいし(笑)、それが最後まで続くといいなと思っています。

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執筆者紹介

大塚史貴 (おおつか・ふみたか)

X(Twitter)

映画.com副編集長。1976年生まれ、神奈川県出身。出版社やハリウッドのエンタメ業界紙の日本版「Variety Japan」を経て、2009年から映画.com編集部に所属。規模の大小を問わず、数多くの邦画作品の撮影現場を取材し、日本映画プロフェッショナル大賞選考委員を務める。

Twitter:@com56362672


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