ジェラルド・バトラー、撮影初日に共演俳優に“一目惚れ”!? サバイバルで生まれた離れがたい絆を語る
2023年11月7日 13:00

ジェラルド・バトラー主演のハイブリッド・サバイバルアクション「ロスト・フライト」(11月23日公開)のインタビュー映像が、このほど披露された。
映像はバトラーと、共演のマイク・コルターが並んで語り合う内容。バトラーとコルターが撮影初日の印象や自分たちの相性などに言及し、映画にどのように影響をおよぼしたのかを明らかにしている。
本来は出会うはずのなかった“不時着した航空機の機長”と、“その航空機に乗り合わせた殺人犯”が、極限状況下で生き残るため共闘する様子を描く本作。そのなかで初共演の2人は、機長(バトラー)と殺人犯(コルター)をそれぞれ演じている。
また映像では、2人の関係性だけでなく“共闘を通じてしか生まれ得ぬ、離れがたい絆”についての見解なども語られており、トップ俳優たちの興味深い思考回路を垣間見ることができる。

悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランス(演:ジェラルド・バトラー)や乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパール(演:マイケル・コルター)と手を組む。
乗客を守るべく奮闘するトランス役をジェラルド・バトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイク・コルター。
元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、「アサルト13 要塞警察」「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。

まず、共演について聞かれたバトラーは「彼(コルター)との仕事は本当に楽しかった。彼は素晴らしいよ」と大絶賛。さらには撮影初日に「『ああ、この映画はうまくいくぞ』と思った」と、ほぼ“一目惚れ”のような状態だったことを示唆し、対するコルターも「僕らはあっという間に馬が合った」と振り返る。
続けて、コルターが「どんな物語を語ろうとも、2人の相性がよくなければうまくいかないし、観る者にもそれは伝わる。多くの場面で、僕はこれはすごくうまくいっていると思っていた」とも。本作の見どころのひとつであるトランス&ガスパールの“急造バディ”のコンビネーションは、役を演じた2人の“相性”によって築き上げられたことがうかがえる。

またコルターは、“絆が生まれる瞬間”について興味深い見解を述べる。「誰かと一緒に何かを乗り越えた経験があるからこそ、そこから絆がどんな場合よりも早く生まれるものなんだ。だから軍隊にいる者たちは、一緒に戦った仲間を兄弟と呼ぶ。スポーツでもそうだ。彼らも闘いに出る。こういったものから絆が生まれるし、そこから僕ら(バトラーとコルター)の絆も生まれたんだ(中略)このようなことが、多くの観客に共鳴すると思うんだ。この2人(トランスとガスパール)はお互いを注視しているのではなく、生き残ることに集中している。生き残ることで2人の間に絆が生まれ、それはある意味で離れ難いものになっている」。
そしてバトラーは、本作のテーマを短く「忠誠心・信頼・友情・勇気・犠牲」と定義づける。そのうえで、「映画をよく観てみると、このキャラクターたちに共感し関係を理解できる。だから観客は、この未知の世界を心の底から楽しめる映画だと思うし、それと同時に自分もその世界にいるような気持ちになるだろう」と、作品の没入感を熱っぽくアピールした。
「ロスト・フライト」は、11月23日から公開。
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.
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