柳楽優弥、アジアエクセレンスアワード受賞! 「ガンニバル」での演技が高評価
2023年10月11日 13:00
俳優の柳楽優弥が韓国・釜山で開催された「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」で、アジアエクセレンスアワードを受賞した。主演を務めたディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」での“怪演”に加えて、俳優デビューから約20年間に及ぶエンタテインメント界での活躍と貢献が評価された。
訪韓した柳楽は、10月8日(現地時間)に行われた授賞式に出席し、「すばらしい賞をいただけて大変光栄です。ここ最近で一番緊張してます」と、受賞の喜びとともに、大舞台に立った率直な感想をコメント。先日、制作決定が発表された「ガンニバル」シーズン2については、「今、撮影をしている」と明かし、「この賞を受賞できたことで、シーズン2に何か還元できればと思います。改めて、関わってくださったスタッフとキャストの皆さんに感謝したいです」とファンの期待を高める発言で、会場を沸かせた。
原作は、累計発行部数350万部を超える、二宮正明氏による同名サスペンスコミック。2022年12月からディズニープラスの「スター」で独占配信が開始されたドラマ版では、柳楽をはじめ、笠松将、吉岡里帆が共演。「岬の兄妹」「さがす」が国内外で絶賛された片山慎三が監督、「ドライブ・マイ・カー」で第94回アカデミー国際長編映画賞を受賞した大江崇允が脚本を担当した。
柳楽が演じたのは、後藤家が支配する供花村に左遷されてきた駐在の阿川大悟。大悟は「この村では人が喰われているらしい」という噂の真相を探ろうとするうちに、村で起こる全ての出来事に疑心暗鬼に。家族を守るために必死になるほど、やがて自身も暴力性と狂気に飲み込まれていく姿を、鬼気迫る演技で表現し、高い評価を獲得した。
アジアコンテンツ&グローバルOTTアワードは、アジア全域のテレビ、OTT(動画配信サービス)、オンラインコンテンツを対象に、優れた作品の功績を讃えるイベント。昨年までのアジアコンテンツアワードが名称新たに、アジアから世界へとその枠組みを広げ、新しい部門ができるなど、これまで以上に多種多様で良質なコンテンツが集結した。ディズニープラスからは、韓国ドラマ「ムービング」が、最も功績を残したコンテンツに授与される栄えある最優秀クリエイティブ賞をはじめ、計6部門の最多受賞を果たした。
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