真木よう子、サプライズバースデーに歓喜! 新たな1年の目標は「英語をマスターしてハリウッドに行きます!」
2023年10月7日 19:15
本作は、海外でも人気が高い豊田徹也の同名長編コミックを、「愛がなんだ」などの今泉力哉監督で実写映画化。家業の銭湯を継ぎ、夫・悟(永山)とともに幸せな日々を送っていたかなえ(真木)だったが、ある日突然、悟が失踪すると、堀と名乗る謎の男(井浦)がやってきて奇妙な共同生活が始まる――。
10月6日に全国95館で封切られた本作。原作の大ファンだという真木は、以前のイベントでもファンだけに複雑な心境を吐露していたが「ちょっと怖いというか、映画を観てどうお感じになったのかな」と客席に問いつつ、「エンタテインメント作品ではないので、静かな感じになるのは当たり前なのですが、ちょっといろいろな感情がぐるぐる回っています」と正直な胸の内を明かす。
真木演じるかなえ。そしてかなえを取り巻く男性として登場した井浦と永山。真木は永山とはこれまで何度も作品を共にしている盟友とも言えるが「そこまで出演シーンが多い役ではないのに、私の名前がトップにある作品に出てくれた」としみじみ語ると、「瑛太がいると安心する」と絶大なる信頼を寄せる。
一方の井浦とは作品を共にしたことはあったが、ここまで対峙したことは初めてという真木。「私のなかの(井浦の)脳内ニックネームが樹齢1000年の木というぐらい」と独特な表現で井浦を評すると、「すごく穏やかでいい距離感でいてくださるのですが、カメラが回ると堀になる。化け物です」と最敬礼だ。
そんな真木の言葉に、永山は「真木ちゃんとは20代前半、初めて映画の主演をやったときに出会った。そこから何度か共演していますが、またこの作品でご一緒できたのは縁を感じます」と述べると「原作や台本を読んで、悟という人間に対して100%共感して演じ切ることができるか不安だったのですが、現場で真木ちゃんがかなえでいてくれて、今泉監督が受け止めてくれて導かれた」と感謝する。
井浦も「俳優としての真木よう子さんは、僕は化け物だと思っていた」とニッコリ。「化け物に化け物と言われて、そこの仲間入りする覚悟を持ちました。なんでもできる俳優さんですが、今回ご一緒して、なんて不器用で素敵な人なんだと感じました。不器用な方だからこそ、ものすごく信じることができました。芝居を超えて魂をぶつけてくださるよう子さんによって、堀が作られました」としみじみと語っていた。
この日は、10月15日に41歳の誕生日を迎える真木にサプライズでケーキが用意された。真木は「本当に聞いていなかったので、ドキドキした」と感想を述べると、今後の抱負について「英語をマスターしてハリウッドに行きます」と高らかに宣言していた。