米俳優組合との交渉にもメディア企業のトップ4が参加
2023年10月6日 11:00
10月2日(現地時間)、米俳優組合(SAG-AFTRA)と業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)が契約更改交渉を再開させた。
今回、AMPTPからは交渉人のみならず、ディズニーのロバート・アイガーCEO、Netflixのテッド・サランドス共同CEO、NBCユニバーサルのドナ・ラングレー会長、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOと、主要メディア企業のトップ4人が出席しているという。
先日終結したWGAとの148日間に及んだストライキでは、この4人が交渉に参加したことで硬直状態を打破するターニングポイントとなり、暫定合意が迅速に進んだ経緯がある。
SAG-AFTRAのストライキは80日以上が経過しており、、AMPTPがSAG-AFTRAとの再交渉で同様のアプローチを採用したことは、争点の早期解決を目指す姿勢が見て取れる。
楽観的なムードが漂う中、SAG-AFTRAの交渉委員会は、メンバーに対して気を緩めないようにと呼びかけている。