【明日配信開始】ロキが愛されるのは「トムヒのおかげ」　貴重なオーディション映像おさめた秘蔵映像

「マイティ・ソー」（2011）で初登場したロキといえば、数々の悪行の一方で、失敗を繰り返し、兄である雷神ソー（クリス・ヘムズワース）との強い絆を垣間見せるなど、完璧ではない天邪鬼な一面や、嘘と悪戯を愛する姿がかわいらしい“憎めないヴィラン”。特別映像には、自信たっぷりな表情から、何かを企む怪しげな笑顔、物思いにふける哀愁漂う表情まで、MCUの長き歴史のなかで、観客の心を掴んできたロキの多彩な魅力が映し出されている。

「最初のオーディションは、今でもはっきり覚えている」と振り返るヒドルストンは、「ロキの好きなところは、その振り幅の広さ。お茶目な時もあれば、荒々しい時もある」と、その魅力を語る。映像は「マイティ・ソー」撮影時の様子もとらえており、ロキの特徴的な角の冠と、緑のマントを初めて身にまとい、「最高です。今日初めてこの衣装に袖を通したんです。着ているだけでパワーが湧いてきそうです」と、興奮を隠し切れないヒドルストンの姿も確認できる。

そんなロキの人気の秘密について、ファイギ社長は「こんなにも愛されるようになったのは、トム・ヒドルストンのおかげだ」と絶賛する。「ロキが MCU に登場してから 10 年以上が経つ。初日からみんなの心を奪い、MCU の最も愛されるキャラクターの一人になったんだ」と述懐。「だからこそ、ロキのシリーズを作りたかったんだ」と、映画だけでは描き切れていない魅力を届けるために、“主人公がヴィラン”というMCU初の試みに挑んだ理由を明かした。

シーズン1では、ロキが時間軸を管理する組織「TVA」（時間変異取締局）に捕まり、自由と引き換えに、時間軸を修復するミッションに無理やり挑まされた。ミステリアスな要素が加速するシーズン2では、ロキの身に謎の“タイムスリップ現象”が起こり、「過去と現在を行き来する」という事態が発生する。

世界の崩壊を防ぐために、再び嘘と裏切りを駆使して奔走するロキの活躍に期待が集まるシーズン2について、ヒドルストンは「今回はさらに限界を超え、ロキのトリックのレパートリーを増やす。次のステージに行けるのは興奮するし、刺激的だ」と意味深に予告し、ロキの多彩な魅力がさらに“更新”されることを示唆。製作総指揮を務めるケビン・ライトも、「視聴者の皆さんが、この世界に引き込まれてくれて、うれしいです。シーズン2は、さらに『ロキ』の世界を拡大させる」と、強い自信を示している。

「ロキ」シーズン2は10月6日の午前10時から、ディズニープラスで日米同時に独占配信。