オリバー・ストーンの執念が完結! 新ドキュメント「JFK 新証言 知られざる陰謀 劇場版」予告編
2023年9月28日 12:00
アメリカの歴史上で最も影響力を持った政治家のひとり、ジョン・F・ケネディ大統領の衝撃的な暗殺事件を描いた映画「JFK」(91)のオリバー・ストーン監督が、事件から60年経った今、新たな証拠と調査に基づく独自の視点から暗殺事件の陰謀に迫るドキュメンタリー「JFK 新証言 知られざる陰謀 劇場版」の本予告編が公開された。
世界の歴史でも最大の「ミステリー」のひとつ、ケネディ暗殺事件。映画「JFK」公開後の1992年、新たな法案が可決し、数百万ページにおよぶ文書が新たに機密解除されるなど、ケネディ暗殺事件は研究者や民間コミュニティによって新たな調査が活気を帯びたが、メディアによるケネディの死の“神聖化”の動きもあり、結局のところ真実はわからないまま年月は過ぎていった。
その停滞に不満を募らせていたストーン監督は、「ワールド・トレード・センター」(06)、「スノーデン」(16)で組んだプロデューサーのロブ・ウィルソンとともに本作を完成させた。なお、本作は第36回東京国際映画祭の特別上映作品としてプレミア上映が決定しており、10月には劇場公開に先駆け、BS10スターチャンネルで、ケビン・コスナー主演で暗殺事件の裏側に迫ったサスペンス大作「JFK」(ディレクターズカット版)と、その撮影の裏側や映画公開後の反響を追ったドキュメンタリー「真実のJFK」の2作品が特集放送される。
予告編は、世界を震撼させた暗殺事件が発生した1963年、JFK暗殺事件の容疑者として挙がったリー・H・オズワルドのマグショットから始まる。「濡れ衣だ!」と囲まれた報道陣に向けて叫ぶオズワルド。JFK 暗殺事件の調査委員会は、オズワルドを単独犯として発表。だが、その調査報告書から数々の疑問が浮上する。「一発の弾丸が大統領と知事を貫通したと、馬鹿げてる」と“魔法の弾丸”のでっち上げを指摘する矛盾だらけの調査、掘り起こされる証拠、どんでん返しの証言、数々の疑惑が浮かび上がる。「全人類に世代を超えて永遠に続く平和を」と想いを掲げるケネディ大統領を暗殺したのは“誰”なのか?「これが最終解答だ!」という力強いコピーとともに、ストーン監督の執念を感じる映像となっている。
映画は11月17日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開。
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