鈴木亮平主演の日曜劇場「下剋上球児」球児キャストが決定 甲子園出場経験者や人気 YouTuberも
2023年9月17日 15:00
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TBSで10月にスタートする日曜劇場「下剋上球児」の新たなキャストが発表された。鈴木亮平が主演を務め、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く。物語の核となり、作品を盛り上げる野球部の球児キャスト12人が明らかになった。
鈴木演じる主人公・南雲脩司が顧問を務めることになる弱小野球部の球児キャストは、約半年間に及んだ“演技”と“野球の実技”オーディションを経て決定した。このオーディションの模様はU-NEXTで独占配信されており、本日配信された#6の中で合格者12人が発表された。
小日向文世演じる地元の大地主・犬塚樹生の孫で、名門クラブチームの元エースである1年生・犬塚翔(いぬづか・しょう)を演じるのは、現在放送中のドラマストリーム「埼玉のホスト」に出演している中沢元紀。山下美月演じる根室柚希の弟で、臆病な性格の根室知廣(ねむろ・ちひろ)を演じるのは、兵頭功海。福岡県の野球強豪校出身で、オーディション時から大いに存在感を発揮していた兵頭は、ゼクシィCMボーイを務め、7月期の「CODE 願いの代償」に続いて2クール連続の連ドラ出演となる。
野球初心者で中学校では将棋部に所属していた椿谷真倫(つばきや・まりん)を演じるのは、伊藤あさひ。野球部のキャプテンである兄を持つ日沖壮磨(ひおき・そうま)を、同局のドラマ初出演となる小林虎之介が演じ、野球の実力はありながらくすぶっている壮磨とキャプテンを務める兄との関係性にも注目だ。
また、中学時代は陸上部で大会記録を持つほどの俊足を誇る久我原篤史(くがはら・あつし)を「最高の教師1年後、私は生徒に■された」に続いて2クール連続の連ドラレギュラー出演となる橘優輝。世界で活躍するトップアスリートを育成するアメリカのIMGアカデミー出身で、オーディション時に高い身体能力を見せ、審査員たちを驚かせていた一人だ。
久我原と同じ中学出身で、野球の実力はあるがマイペースな問題児の楡伸次郎(にれ・しんじろう)を高校野球の名門・青森山田高校出身で甲子園出場経験を持つ生田俊平が演じる。
3年生で野球部のキャプテンを務める日沖誠(ひおき・まこと)を演じるのは、昨年6月に俳優として活動を開始し、ドラマ「初恋の悪魔」や主演を務めた「凋落ゲーム」などで実績を積んできた菅生新樹。部員が誰も部活に来なくなった後も、「1年が入ればまた野球ができる」と信じ、一人黙々と練習を続ける。
そんな日沖を横目に練習に行かなくなり、幽霊部員となってしまった長谷川幹太(はせがわ・かんた)を演じるのは、名優・財津一郎の孫でドラマや舞台、CMなどで精力的に活動している財津優太郎。
同じく幽霊部員になってしまったお調子者の藤本大牙(ふじもと・たいが)を、名門・作新学院野球部出身で、TikTokのあるある動画などでも注目を集める鈴木敦也が演じる。
野球は好きだが周りに流されやすく、ほかの部員が練習に来なくなるのを見て自分も幽霊部員になってしまった2年生・富嶋雄也(とみしま・ゆうや)を演じるのは、高校野球の強豪・日大鶴ケ丘高校出身で、「ラーゲリより愛を込めて」や「シコふんじゃった!」など多数の映画やドラマに出演する福松凜。
先輩が引退し人数が減ったせいで試合ができなくなり、富嶋と同じく幽霊部員になってしまったお調子者で子どもっぽい性格の野原舜(のはら・しゅん)を、「仮面ライダージオウ」で主演を務めた奥野壮、野原と仲が良く、野原が部活に行かなくなったことがきっかけで同じく幽霊部員になってしまった紅岡祥悟(べにおか・しょうご)を「集団左遷!!」以来約4年ぶりの日曜劇場出演となる絃瀬聡一が演じる。
日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜午後9時)はTBSで10月放送開始。プロデュース・新井順子(「石子と羽男 そんなコトで訴えます?」「最愛」「アンナチュラル」)のコメントは、以下の通り。
「野球に嘘がないドラマにしよう」と去年の12月から球児キャストのオーディション募集を始めて、演技はもちろんのこと野球の実技もしっかりと行うオーディションを決行しました。オーディション中、彼らには伝えていませんでしたが、当初から“野球が上手ではない”というキャラクターもいて、野球の技量がある子だけでなく、技量はないけど必死に練習し食らいついてくるのは誰なのか? 周囲を引っ張っていく子はどの子なのか? など、オーディション中だけではなく、控室や待ち時間での姿を観察してきました。長期間のオーディションということもあって、1次審査では評価が低かった子が、練習会や実技審査を経てとても魅力的な顔立ちになったりと驚かされることもたくさんありました。今回参加してくれたキャストさんは、本当に真剣にオーディションに取り組んでいただき感謝しかありません。全員を合格させたい気持ちに駆られましたが、悩みに悩んで12名を選びました。
決定後には脚本の奥寺さんとキャスト一人一人と打ち合わせをさせていただき、キャラクターをどう膨らませようかと考えました。登場するキャラクターは、半分“役”、半分“本人”のような感じになっているかもしれません(笑)。オーディションを経て、クランクインまでの3か月間練習を共にしてきたおかげで、クランクイン前から結束力は強く燃えたぎっています! 鈴木亮平さん・黒木華さんも先生のように接してくれて本当の学校のようです。彼らが視聴者の皆さんにどう映るのか、今からとても楽しみです。この作品で自分が演じるキャラクターを魅力的にし、さらに視聴者に愛されるキャラクターに育てていってほしいです。
そして彼らが『下剋上球児』で学び・感じたものを生かして、大きく羽ばたいていってくれることを期待しています。
2016年、3月。三重県立越山高校では、生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司(鈴木亮平)が、次年度から野球部の顧問兼監督に打診されていた。しかし、肝心の野球部は1名の部員を除いてやる気のない幽霊部員ばかり。さらに南雲は妻・美香(井川遥)と二人の子どもとの家庭での時間を大事にしたいと思っており、顧問への就任を頑なに拒んでいた。そんな中、家庭科担当の教師・山住香南子(黒木華)が越山高校へ赴任してくる。南雲と一緒に野球部を強くしたいとやる気満々の山住は、スポーツで実力がある中学生たちを受験前から勧誘。地元の有力者・犬塚樹生(小日向文世)の孫で名門クラブチームのエースだった翔(中沢元紀)も強豪校への受験に失敗して越山に入学してくることに。なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく。
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