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上野樹里×林遣都「隣人X」 人間の姿をした“惑星難民X”をめぐる謎 予告&ポスター完成、新キャスト発表

2023年8月30日 08:00

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台湾出身の女優ファン・ペイチャ、野村周平、バカリズムらが共演
台湾出身の女優ファン・ペイチャ、野村周平、バカリズムらが共演
(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社

上野樹里林遣都が初共演を果たした、人間の姿をした“惑星難民X”をめぐる異色のミステリーロマンス「隣人X 疑惑の彼女」の予告編と本ビジュアルがお披露目。ファン・ペイチャ、野村周平バカリズムらの共演が発表され、主題歌は注目バンド「chilldspot」の「キラーワード」に決定した。

本作は、第14回小説現代長編新人賞を受賞した、パリュスあや子氏による「隣人X」を映画化するもの。舞台は、紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮している世界。いち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように、日本も受け入れを決定する。人間の姿をコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。Xは誰なのか、彼らの目的は何なのか――社会には不安や動揺が広がり、誰もが隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になっていた。

そんな状況のなか、週刊誌記者の笹憲太郎(林)は、X疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープのために自身の正体を隠しながら、徐々に良子に近付いていく笹。やがて笹は彼女に恋心を抱くが、X疑惑を拭えず、葛藤する。

予告編には、X疑惑のある良子に近づく笹を活写。ふたりは距離を縮めるが、良子は「私がXでも好きになった?」という謎めいた言葉を発する。そして映像の雰囲気は一変し、「あなたは、隣にいる人の本当の姿を知っていますか?」というナレーションが響く。副編集長に詰め寄り激高し、何かを見つけて慌てふためく笹や、意味ありげな良子の視線が、サスペンスフルな映像を盛り上げている。

本ビジュアルには、正面を見据える良子と、一歩引いて彼女を見つめる笹が切り取られ、“追う者”と”追われる者”というふたりの関係をとらえた構図。ふたりの間には、大きなXの文字が交錯し、想像力を掻き立てるビジュアルに仕上がった。

画像2(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社

新たに出演が発表された台湾出身の実力派女優、ファン・ペイチャは、良子とともにX疑惑をかけられる、台湾からの留学生リン・イレン(通称レン)を演じる。レンが働く居酒屋の同僚で、ミュージシャンとしての成功を夢見る仁村拓真役に野村、笹が勤める週刊東都の編集長・小池役に嶋田久作、副編集長・月村祐一役にバカリズムを配した。さらに、川瀬陽太がXの記事のために週刊東都に引き抜かれたフリーのベテラン記者・内田瑛太、原日出子が良子の母・麻美、酒向芳が良子の父・紀彦に扮する。

隣人X 疑惑の彼女」は、「虹の女神 Rainbow Song」「ダイブ!!」でそれぞれ上野、林とタッグを組んだ熊澤尚人監督がメガホンをとった。12月1日に東京・新宿ピカデリーほか全国公開。

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